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インターナショナルSOSジャパン株式会社 危機管理 日本 海外出張 海外医療

海外出張、駐在に伴う健康や安全を脅かす渡航リスクを適切に管理するには

2018.11.20

リスクマネジメントの起点は"人" ―危機や環境変化に強い組織作りのために

 経済のグローバル化に伴い、様々なビジネスシーンで海外とのつながりの中で働く人は増えています。海外出張や駐在などの機会を得て、その人は日本と異なる環境で働き、生活することになります。言語、習慣、気候、食べ物など、生活全般に関わること、ビジネスマナーや商習慣、時差など、仕事の環境に関係することなど、大きな変化を経験しながら、成果を求められることも多いでしょう。そんななか、思わぬ体調不良やひやりとさせられる安全上の出来事に遭遇することもあるかもしれません。健康に自信があり、身の回りの安全に気を配っていても、海外では日本では思いもよらない医療や安全の問題に直面するリスクが誰にでもあります。

 インターナショナルSOSはグローバルに事業展開する企業や団体に対し、海外で働く社員の医療と渡航安全の統合ソリューションを提供しています。5,200名の医療従事者と2,300名の海外安全の専門家を含む、高度な知見と国際ネットワークをもとに、海外医療・渡航安全に関するアセスメント、アドバイス、アシスタンスを提供しています。世界90ヵ国1,000ヵ所に拠点があり、26ヵ所のアシスタンスセンターは24時間365日、世界中で医療・安全面でのサポートを行っています。対応言語は99ヵ国語に上ります。

BCPとSDGs ― 海外医療と渡航安全の統合ソリューションで経営を支援

 持続可能な経営には、リスクを想定し対応できる、強くしなやかな組織作りとそこで働く人の健康と幸せの実現という視点をもってあたることが求められます。グローバル企業の事業継続計画の立案にあたっては、海外での事業について、平時から渡航リスクを評価し、対策を立てておくことが非常に重要です。

 インターナショナルSOSは渡航リスク評価や対策についてのコンサルティング、対象地域の健康上のリスクや医療インフラについての調査、治安・安全上のリスクに関する最新情報、緊急避難計画の策定、渡航者向けの研修やシミュレーショントレーニング、渡航前・渡航中のアドバイス等の提供で、グローバルビジネスのリスク軽減と安定した成長を支援しています。また、国際連合が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」に関し、目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」と、目標8「すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する」の達成を、医療スタッフの派遣、職場でのリスク予防対策、渡航者追跡ツール提供などによって助けています。

Duty of Care ― 海外で働く社員に対する安全配慮義務の遂行をサポート

 企業には、労働者の安全を確保しつつ労働することができるよう必要な配慮をすることが、労働契約法によって義務付けられています。この「安全配慮義務」は、日本国内に限らず、海外で働く社員一人ひとりも対象であることを忘れてはなりません。グローバルで活躍する人材の健康と安全を守るための具体的な対策としては、「予防」と「影響の軽減」という2つのリスクマネジメントのアプローチを取ることが大切です。

 「予防」では、想定されるリスクを知り、準備と対策を行うことで、リスクに直面する確率を減少を図ります。一方、トラブルが発生した場合には、その後の行方を左右する初動対応を即時に的確に行い、「影響の軽減」に努めます。インターナショナルSOSのアシスタンスサービスでは、医療・安全の両側面から、平時の予防と有事の影響軽減のサポートを提供しています。平時のサポートとして、渡航先の注意事項に関するメール配信、予防接種等についての渡航前のアドバイス、日本語での医療相談、渡航前研修、自社開発のシステムを通じた渡航者の追跡・安否確認サービス等の提供を行っています。

 有事に際しては、例えば急病にかかった場合は、現地医療機関の紹介や予約、医療モニタリング、現地での医療費の立替、緊急医療搬送の手配といったかたちでサポートを提供するほか、自然災害や紛争・テロなどの緊急時には、国外退避の必要性に対する判断情報の提供、実際の緊急退避の手配なども行います。

インターナショナルSOS


医師と海外安全の専門家が常駐するアシスタンスセンターで24時間365日ご相談を受け付けています。インターナショナルSOSでは、海外で働く人が直面する医療や渡航リスクに対して事前の予防と万が一への備えを提供し、海外でも健康で安全に暮らし、安心して活躍できる環境作りをサポートします。

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