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【第5回】ベルギーで和食を作るための食材調達術

2019.02.26

ベルギーで和食を作るための食材調達術

「TKT48」広報部海外メンバー・ベルギー在住のkanaです。

海外での新生活開始後、最初に悩むのは食事です。我が家ではベルギーの地においても、家では主に和食を作って食べています。たまにベルギー料理(ムール貝のワイン蒸しなど)を作ったり、オーブンで温めるだけで食べられるラザニアなどを買ったりもしますが、食べ飽きやすいので基本的には和食です。

今回はベルギーにおいて私がどのように日本食材を手に入れているのか、ご紹介します。

日本食材、アジア食材を買える店

まず、日本からの輸入食材や日本食材を買えるのが『田川(Vleirgat店/ストッケル店/デルタ店)』、『はるちゃん』、『けんちゃん』、『shiila(韓日食材店)』です。これらの店で、あらゆる日本食材が手に入ります。しかし、日本からの輸入品は物にもよりますが、日本での価格の約3倍です。一方、スペイン/イタリア産の日本種のお米、フランスで作られている『味の素冷凍餃子』などは日本の価格の約2倍と利用しやすいです。

また、ブリュッセルには『金源超市』という中華食材スーパーもあり、中華料理に使う調味料や野菜等だけでなく、香港やタイなどで売られている日清食品のインスタントラーメンなども買うことができます。

宅配で手に入る日本食材

オランダからブリュッセルに宅配してくれる魚屋『北海水産』と、日本食材店『三五八屋』にもお世話になっています。どちらも最低利用金額が高いので、私はお友達と共同購入をしています。

『北海水産』では刺身だけでなく、おでんだね・さつまあげ・かきあげなどもよく買っています。焼き魚用の切り身も売っているのですが、無煙ロースターを持っておらず、オーブンやフライパン等で焼くと近所迷惑になってしまうため、我が家では焼き魚はしていません。

『三五八屋』では、買って帰るには重い調味料や米、ベルギーでは手に入りにくい脂の入った牛薄切り肉や豚薄切り肉(冷凍)、長期間常温保存できる無菌充填パック豆腐などを買っています。

スーパー、肉屋、魚屋で買えるもの

日本食材店ばかり利用していると家計を圧迫するので、現地のスーパー、肉屋、魚屋で積極的に買い物をしています。

まずスーパー。冬になると大根や白菜が売られているのでよく買っています。かぼちゃは日本のものに比べると甘みが少ないので甘めに味付けをして煮つけにしています。ベルギーの丸いキャベツは日本の物と違いとても固いので、三角の形をした柔らかいキャベツを買っています。日本のほうれん草はあまり売っていないので、サラダほうれん草で代用しています。ねぎはポワロねぎが一般的で日本のものと風味が違うのですが、これで代用することもあります。ヨーロッパで作られている豆腐は、bio(オーガニック)コーナーやベジタリアンコーナーに売っています。

次に肉屋。スーパーより新鮮な肉や美味しい手作りの惣菜が売られているので、積極的に利用しています。ベルギーで薄切り肉は一般的ではありませんが、日本人客が多い肉屋では豚肉を薄切りにしてくれることがあります。またストッケルの『La moutonnerie』という肉屋では和牛の取り扱いがあり、薄切りにしてくれるそうです。また、ベルギーのひき肉はスパイス入りが一般的で、ハンバーグやミートボール以外の調理には使いにくいです。スパイス抜きのひき肉を探すか、スパイス添加の少ない肉屋を探す必要があります。鶏むね肉はスーパーや肉屋で買えますが、唐揚げなどに使いたい皮つき鶏肉は売っていません。ストッケルのマルシェ等で手に入ります。

そして魚屋。スーパーよりも新鮮な魚をその場でさばいてくれます。『d'Agadir』『Hasymar fish』という魚屋では生で食べられる魚を教えてくれて切り身にしてくれるので、家庭で刺身を楽しむことができます。

困った時はドイツのデュッセルドルフへ

ベルギーでは売っていない日本の物を求めて、車で片道2時間半のドイツのデュッセルドルフという街へ行くこともあります。デュッセルドルフのインマーマン通りは『日本人街』と言われるほど、日本食材店、飲食店(蕎麦屋・ラーメン屋)、日系のパン屋、書店やクリニック、美容院が並び、ドイツ国内、ベルギー、オランダ、スイス在住日本人が『日本のもの』を求めて訪れます。

日本食材店の規模はベルギーより大きく品揃えも豊富です。日本食材店内『松竹』に冷凍ではない鮮魚コーナーがあるのは羨ましい限りです。食材ではありませんが、私がデュッセルドルフで必ず訪れたいのがパン屋。実はブリュッセルの日本食材店にもたまに宅配されるデュッセルドルフのパン屋ですが、店舗に来ると豊富な総菜パンや菓子パンが並んでおり、その種類の豊富さに『日本』を感じます。

ブリュッセルにはない日系の本屋には、日本のかわいらしいノート・メモ帳・レターセットなど、文具も売っていてついつい欲しくなりますが、本も文具もやはり日本の価格の約3倍です。

海外で食材を買って料理をしてみて思うこと

海外で食材を買って料理をしてみて思ったことが、2つありました。

1つ目は、『情報収集、特に日本人による口コミを知ることが重要』だということです。皮つきの鶏肉や甘みの強いかぼちゃがどこのマルシェで売られているか、どこの肉屋が薄切りをしてくれるかといったことをよく知っているのは、やはり現地に住む日本人妻だと思います。

2つ目は、『とはいえ情報収集には限界があって、試してみるしかない』ということです。『これ使えるかも』と思って試してみて外れたことも数知れずですが、スーパーをウロウロして、ゆでたぶつ切りたこのパックや鯖缶を見つけたこともあります。

ベルギーに越してすぐの頃はスーパーで買い物するのに時間がかかりストレスでしたが、今は楽しんでスーパーやその他小売店の商品をチェックしています。

【こちらのコンテンツもご覧ください】リンク:日本にいながらベルギーの家探し│駐在員の妻の視点から

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