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【第50回】ブルキナファソの買い物事情について

2020.12.01

ブルキナファソの買い物事情について

転勤族の妻(略して転妻)がお届けする『現地発』のリアルリポート、今回はブルキナファソ在住「TKT48」広報部海外メンバーのAikoが、ブルキナファソの買い物事情についてリポートします。

ブルキナファソでの食材の買い出しは、1軒のスーパーマーケット(以下、スーパー)で済むことがほとんどありません。買い出しの日には、何軒ものスーパー、肉や魚の小売店、路上の野菜市場などを回る必要があり、それだけで数時間かかります。

今回は少し複雑な買い物事情とブルキナファソでの買い物のコツをお伝えします。

スーパーは数軒回るのが基本

首都のタウン中心部には大きなスーパーが何軒かあります(大きいと言っても、日本の大手スーパーのような規模や品揃えとは比較になりません)。仏語圏アフリカでは、フランス系スーパー(カルフールやカジノなど)が進出しているのを見かけますが、ブルキナファソにはフランス系スーパーはありません。最も大きいスーパーは、レバノン人がオーナーを務めています。

我が家はタウン中心部から少し遠くに位置しているため、タウンのスーパーへ買い出しに行くのは月に1、2回程度です。

その際には、必ず2~3軒のスーパーを回ります。

<複数のスーパーを回る理由>

① 輸入品に頼っているため、品切れが多い

② イスラム系のスーパーでは酒類を取り扱っていない

③ 各店舗の品揃えが悪く、1つのスーパーだけでは必要なものが全て揃わない

日用品や乳製品、加工肉食品などは複数のスーパーを回ることで、必要なものが入手できますが、肉や魚、野菜などの生鮮食品はスーパーではあまり売られていません(取り扱う店舗もありますが、種類が豊富ではありません)。

生鮮食品はそれぞれの小売店へ

<肉類>

精肉店で購入します。量り売りのため、1kg単位での購入が基本です。骨がついたまま売られているので、家で骨取りをする必要があります。イスラム教徒が多いので、豚肉は別売り場で売られていることが多いです。

<野菜・果物類>

路上にある野菜市場で購入します。こちらも量り売りです。傷んでいる野菜や果物が多いので、ひとつひとつ手に取って確認することをお勧めします。時期によっては厳しい気候の影響を受け、野菜の種類が激減し、品質も低下します。

<魚介類>

ブルキナファソは内陸国であるため、魚介類の入手は、容易ではありません。

購入する魚の種類に応じて、大きく以下の3つに分けられます。

① 現地市場の魚屋

内陸国ではありますが、現地の市場に輸入された魚が売られています。電気が通っていないお店に氷がたくさん入った大きな箱(冷蔵庫代わり)が並び、その中に冷凍のサバかアジが入れられています。鮮度、衛生状態をあまり気にしないのであれば、最も安価に購入できるのが現地市場です。

② 近隣国から輸入している魚屋

こちらはセネガル人が経営する魚屋です。近隣国から冷凍した魚介類を輸入しており、メカジキ、舌平目、鯛、イカ、タコなど、最も種類が豊富です。入荷日が不定期、かつ限定的であるため、商品入荷の連絡を待って買いにいきます。

③ 隣国から鮮魚を輸入する個人業者

ブルキナファソでは珍しい、鮮魚を取り扱う個人業者です。マグロやサーモン、鯛、舌平目などを購入できます。店舗を構えていないため、電話で注文のやりとりをして自宅まで届けてくれます。購入する場合は、欲しい魚の種類と重さを伝えます。量り売りで、少なくとも2kg以上の塊で注文しなければなりません。入荷は不定期であるため、日時の指定はできません。

日によって品質にばらつきはあるものの、アフリカの内陸国で鮮魚を購入できる業者は、大変貴重な存在です。

ブルキナファソでの買い物のコツは?

最後に、ブルキナファソで買い物をする上で、知っておくと便利なポイントを2つ紹介します。

① 欲しいものがあったら、その場で購入する

輸入品に頼っているため、大きなスーパーでも品切れの商品が多いです。入荷時期や品揃えが不安定であるため、欲しいものや必要なものを見つけたら、その場で購入することをお勧めします。次回に見送り、それから二度と入荷されることのなかった商品もありました。

② 小銭を用意する

多くの店舗では、レジ横に飴玉やガムなどの少額商品が置かれています。その理由は、お釣りとなる小銭が不足しているからです。小銭を持ち合わせておらず、ぴったりの金額を払えない場合、お釣りが飴玉やガムに替わることが頻繁にあります。レジ横の少額商品を勝手に追加し、キリのいい金額になるように調整する店員もいます。

ブルキナファソでの買い物は複数の店舗を回ったり、不安定な品揃えや品切れで必要な食材が手に入らなかったりと、苦労が多いです。その分、市場で現地の人との会話を楽しんだり、ゲーム感覚で食材探しを楽しんだりする心掛けを持つことも、ポイントのひとつかもしれません。

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