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【第53回】ブルキナファソで手に入る日本食材と料理の工夫

2020.12.25

ブルキナファソで手に入る日本食材と料理の工夫

転勤族の妻(略して転妻)がお届けする『現地発』のリアルリポート、今回はブルキナファソ在住「TKT48」広報部海外メンバーのAikoが、ブルキナファソで手に入る数少ない日本食材と、日頃の料理の工夫についてリポートします。

ブルキナファソで入手可能な日本食材

ブルキナファソには、日本食材店はありません。

前回記事で書いたスーパーを中心に回って食材を調達することになりますが、日本から遠く在留邦人数も少ないブルキナファソでは、多くの日本食材を目にすることはありません。

ブルキナファソでの主な日本食材の入手状況を、以下にまとめます。

<入手できるもの>

醤油、パン粉、ゴマ

<不定期で入手できるもの>

日本米、豆腐、ゴマ油、寿司海苔、干し椎茸、小豆、うどん

<入手できないもの>

みりん、味噌、料理酒、和風だし、中華風だし、ポン酢、めんつゆ、そば、納豆、昆布、餅、お茶、餃子の皮

中華食材店がオープンしたことにより、私たちが赴任した4年前と比べると入手可能な食材が増えた印象を受けます。

とはいえ、まだまだ入手不可能な日本食材が多くあるのが現状です。

また「入手可能」と記した物でも、醤油は1リットル入り1,200円、寿司海苔は1枚100円など価格が高く、定期的に購入するのは難しい商品も多く存在します。

頼りの中華食材店

日本食材店がないブルキナファソでは、2年ほど前に開店した中華食材店が頼りになります。

日本製品は取り扱われていませんが、中国製の乾麺や調味料、日本製品の味によく似た中国製のお菓子などが売られています。中国製の醤油は、他の輸入品と比較すると安価に購入することができます。小粒の大豆や小豆も売られています。

中国人オーナーが隣国ガーナに農園を所有しており、そこで生産された野菜(白菜、冬瓜、山芋など)や果物(ドラゴンフルーツ、ライチなど)もしばしば輸入されることがあります。ブルキナファソでは売られていない野菜や果物が入荷されるので、毎回楽しみにしています。

料理の工夫・・・「手に入らないのなら、自分たちで作ればいい」

どうしても入手することのできない調味料に関しては、一時帰国の際に日本から持ってきています。

しかし、日本から持ってこられる食材の量と種類には限度があり、必要なもの全てを持ってくることはできません。

我が家では「現地で調達できるもの」、「代用できるもの」、「自分たちで作れるもの」を見極め、工夫をしながら日々の生活を送っています。

ブルキナファソで代用可能なものと手作りしているものの例を挙げると、以下のようになります。

<代用可能なもの>

・料理酒......白ワインで代用

・みりん......白ワインと砂糖で代用

・日本米......イタリア米、もしくはエジプト米で代用

<自分たちで作れるもの>

・麺類......製麺機を用いて、冷麺、中華麺、うどんを作る

・納豆......現地で調達できる大豆と日本から持ってきた納豆菌を用いて作る

・豆腐......無調整豆乳と塩化マグネシウム(にがり)を用いて作る

納豆の容器は、現地で安く販売されている使い捨ての小さなパックを利用しています。豆腐の型箱はブルキナファソ人の大工に説明して、作ってもらいました。

ブルキナファソで駐在生活が始まった頃は、「現地で売られていないから」とあきらめていたものも、工夫次第で自分たちで作れることがわかりました。

日本から持ってくるとよいもの

<調味料>

味噌と和風だしは、現地ではどうしても手に入らないので、日本から持ってくるしかありません。また、上記で述べた納豆や豆腐を作るのに欠かせない納豆菌やにがりも、日本から持ってくる必要があります。

<便利アイテム>

・製麺機......日本で購入し、変圧器につないで使用しています。製麺機を購入する前は、日本からうどんやそばなどの乾麺を持ってきていました。製麺機を用いると、小麦粉さえあれば手作り麺を作ることができるので、その分、別の食材を持ってこられるようになりました。製麺機で作ったラザニアシートを丸型に抜いて薄くのばすと、餃子の皮にもなります。小麦粉にそば粉を加えてそばを作ったり、片栗粉を混ぜて冷麺を作ったりすることもあります。製麺機自体の重さが少し重いですが、帰国の度に乾麺を持ってくる必要がなくなったので、持ってきてよかった便利アイテムの一つです。

・炊飯器......お米はもちろんですが、保温機能が納豆の発酵に役立っています。

やはり恋しい日本の味

いくら工夫したり、自分たちで作ったりしているとはいえ、日本の味を完璧に再現できるわけではありません。

手に入る日本食材が限定的なブルキナファソでは、日本食が恋しくなることが頻繁にあります。

「一時帰国をしたら、まず何を食べようか」、「早くお寿司やラーメンが食べたいね」と夫と話しながら、今日も納豆作りに勤しんでいます。

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