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インド海外赴任│日本人がインドで苦労すること

2020.09.09

食で苦労するインド

インドで日本人が苦労する事はなんでしょうか。

いろいろ挙げられますが、まず初めに皆さんがイメージするものとしてインドの食べ物はカレーばかり(=食べ物が合わない)ということがあるかと思います。食べ物が合わない、これについてはYESでもありNOでもありますが、カレーばかりというのは間違いです。インドはカレーばかり、これが言われだした当初ははて確かにカレーばかりだったのかもしれません。

現在のインドでは、食の選択肢は意外と多く、都市部では日本食も食べられます。

しかし、もちろん欧米諸国や日本人の多く住むタイや中国並みとはいきませんし、地方都市に行けば事情は変わってきます。それなりのものを食べようと思うと、意外とコストがかかる事も難点です。

カレーについて言えば、毎日食べたいほどインド料理が好きだ!という方と、全く口に合わないという人もいます。後者の方は、必然的にインド料理以外の選択肢となり、同じような食事に偏ってしまう可能性があります。インドは地域によって差はありますが、日本人が好む牛肉や豚肉、魚介類、アルコールが手に入りにくく、ストレスに感じる方も多くいるでしょう。それ以外では、お腹を壊しやすい事、日本の食品が入手しづらいことが挙げられます。

飲み水は、自宅で水道水を飲まないのはもちろんのこと、レストランでも気を付けなければなりません。

衛生状態のよくないお店で飲食をすれば、体調を崩す可能性は上がります。特に夏場の屋台料理は、体の弱い方にとっては体を壊す可能性があるレベルです。インドは深刻なウィルス性の病気も多いので、常に気を付けていかないと、生死に関わる事態になってしまいます。

時間で苦労するインド

インド人の時間感覚は驚くほどルーズです。

時間に対し几帳面な日本人とは真逆の性質ですので、慣れてしまうか、空気のようにさらっと流すか、逆におもしろいと開き直るか、なにかしらの手を打たないと、日本人はイライラしてしまうのです。

修理業者を呼んで、約束の時間から数時間遅れるなんてことはよくあります。

あまつさえ、数時間待った後、やっぱり行けないからキャンセル!などと言われる事もあります。インド人にとっては普通のことですので、謝罪の言葉は彼らの口から出ることはありません。時間を守るという日本人の美徳が、ここインドでは足かせになってしまうのです。根柢の考え方が違うので難しい部分ではありますが、忙しい合間を縫って時間を作り、スケジュールをたてている方にとっては、迷惑以外のなにものでもありません。

空気で苦労するインド

インド、特にデリー周辺の空気汚染は深刻です。

なにせ世界でワースト1位なのですから、有毒ガスを吸っているようなものだと言う人もいます。人によっては、喘息が悪化したり、咳が止まらなくなったりしますし、もちろん体にも大変悪影響です。出かける際のマスク着用、空気清浄機の使用がかかせなくなるのです。

衛生で苦労するインド

例外はあるとしても、だいたいどこへ行っても清潔な日本から比べれば、インドの衛生レベルは劣りがちです。

衛生面で日本人がある程度安心して行ける場所は、大型ショッピングモールや、ある特定のエリアなど限られてきますので、どうしても日々の行動パターンが限られてきてしまうのです。

特に日本人が衛生面で苦労するのは、やはりトイレでしょう。

トイレはその国の衛生環境を特によく表します。

インドのトイレの悪名たるやみなさん聞き及んでおられるかと思いますが、まさにその通りです。本当に日本人が満足できるトイレは、ごくごく限られてきます。高級ホテルや高級レストランなどがそれです。

ショッピングモール等であれば、満足とまではいかないものの、抵抗が少なく使用可能といったレベルです。

また、汚い話となってしまい恐縮ですが、インドでは都市部であっても、至る所で用を足しているインド人を見かけます。壁の方を向いていて、直立しているインド人がいたら、まず用を足しているとみて間違いありません。中には公衆トイレのすぐ隣でいたしているインド人もいますが、インド人から見ても不衛生なトイレを使うくらいならば外で...となるのでしょうか。

娯楽で苦労するインド

インドは娯楽が少ないと言われています。

インドに住む日本人の方は、趣味を始めたり、習い事をしたり、旅行や観光をしたり、スポーツをしたりとそれぞれにインド生活を謳歌している方もたくさんいますが、その一方で週末は一切外出しないという引きこもり生活をしている方もいます。こればっかりは個人差があるため、なんとも言えませんが、日本と比べてしまうとやはり娯楽は少ないと言わざるを得ません。

インド人にとっての最大の娯楽は映画だと言われていますが、インドで放映される映画は、当然ですがインド映画が多く、英語の字幕も少ないので、日本人にとってはもともとインド映画が好きではない限り、娯楽としては扱えないのです。

停電で苦労するインド

インドでは停電がよく起こります。

頻繁に発生するので、感覚が麻痺し、すぐに驚かなくなります。

バックアップ機能が備わってる建物に住んでいる場合は、停電が起こっても長くても数分で復旧しますが、そういったバックアップ機能がないと数時間単位で停電が続く場合もあります。これによって引き起こされる弊害は、まず停電の度にWifiなどの通信手段が遮断されてしまうことです。夏の暑い時期に、エアコンが止まってしまったり、冷蔵庫が止まってしまうと、食料がダメになってしまう事もあります。

雨で苦労するインド

インドは雨季以外あまり雨が降る事はありませんが、その代わりひとたび雨が降れば、道路が浸水し、とても歩ける状態ではなくなります。日本であれば、雨の日は多少出歩くのが億劫にはなりますが、傘さえさしていれば特に問題はありません。ましてや特に激しい雨でない限り、交通にもあまり影響ないかと思います。

しかしながらインドでは、雨というだけで、立派な事由になり得るのです。

その事由というのは、デリバリーの遅れであったり、スケジュールのキャンセルであったりします。雨だから遅れる、雨だから行けない。 雨の日によく聞くフレーズです。日本人からすれば、たかが雨程度と思ってしまいがちですが、インドの道路環境やあまり雨の降らない気候などを鑑みれば、仕方がない側面もあります。

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