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【第45回】ブルキナファソの孤独な日本人駐在妻!?知られざる交友関係を大公開

2020.09.01

ブルキナファソの孤独な日本人駐在妻!?知られざる交友関係を大公開

転勤族の妻(略して転妻)がお届けする『現地発』のリアルリポート、今回はブルキナファソ在住「TKT48」広報部海外メンバーのAikoが、現地での交友関係についてレポートします。

ぼっち駐在妻の交友関係は?

ブルキナファソは日本人駐在員の数が少なく、元々日本人駐在妻の数も片手で数えられる程しかいませんでした。少ないながらも赴任当初はみんなで集まってランチをしたり、情報交換をしたりしていましたが、治安悪化と新型コロナウイルスの影響により、今では日本人駐在妻は私一人となってしまいました。

ブルキナファソでたった一人の日本人駐在妻は、現地でどのような交友関係を築いているのでしょうか?

私が日頃から交流のある方たちは、主に以下の3つに分けられます。

① 各国駐在妻が集まる女性グループのメンバー

② 現地幼稚園のママ友

③ SNSグループ(アフリカ在住の日本人駐在夫/妻)のメンバー

以下に、個別に説明していきます。

① 各国駐在妻が集まる女性グループのメンバー

ブルキナファソには、各国の駐在妻が集う女性グループがあります。

年会費を払うと、以下のような活動に参加することができます。

・定期会合

・ボランティア活動

・町探索(お店やレストラン等)

・お茶会やソワレ(夜に行われるパーティー)

・習いごと(語学、ジム等)

※現在は新型コロナウイルスの影響で、多くの活動が中断しています。

フランス人、ベルギー人、ドイツ人、南アフリカ人、マダガスカル人、モザンビーク人等、様々な国籍の女性たちが参加しています。言葉の壁はありますが、積極的に参加すればするほど多くの人と知り合う機会が増え、気の合う人も見つけやすくなります。

参加メンバーは皆おしゃれ好きで、コミュニケーション上手な人が多い印象を受けます。フランス語が流暢に話せなくても、コミュニケーション力でカバーできてしまうような明るく積極的な方たちばかりです。彼女たちの積極性や底抜けな明るさに、私も背中を押されます。

最も仲が良いのは、ドイツ人駐在員妻とカメルーン人駐在妻です。ブランチに招待してもらったり、一緒に現地アーティストの工房を訪れたりしています。

② 現地幼稚園のママ友

こちらは、娘たちが通う幼稚園で知り合ったママ友です。

現地のことでわからないことがあると、いつも親切に教えてくれるのは彼女たちです。幼稚園には、娘たち以外に日本人はいないので、より積極的にコミュニケーションを取るよう努めています。

とはいえ、他の保護者と顔を合わせる機会は滅多にありません。そこで、娘から仲が良いと聞いた友達の保護者へ連絡先を記した手紙を書き、先生から渡してもらっています。返信をくれたママ友とメッセージでやり取りしながら、お互いの家へ行き来できるように計画を立てています。

現在は夏休み中なので、より積極的に連絡を取り合い、プレイデート(親同士で待ち合わせ場所を決め、子どもたちを一緒に遊ばせること)の計画を立てています。

しかし、現地のママ友との付き合いで留意すべき点もあります。時間に正確な日本人と比較すると、現地のママ友は時間の感覚がのんびりとしています。集合時間から2時間遅れて待ち合わせ場所にやってくることも決して珍しくありません。

自宅でプレイデートを行う際には、集合時間よりも遅く来ることを見越して、待ち合わせの時間を設定しています。たとえ相手が遅れてきても、文化の違いとして受容し、ゆとりを持って出迎えることを念頭に置いています。

③ SNSグループ(アフリカ在住の日本人駐在夫/妻)のメンバー

ここまで紹介したグループでは、外国人相手であるため、どうしても言葉や文化の壁を払拭することはできません。

現地で生活していると、ふと日本語で他愛のない話をしたくなる時もあります。そんな時には、アフリカ在住の日本人駐在夫/妻が集まるSNSグループでの交流が憩いの場となります。このグループには、現在アフリカ14カ国から22名のメンバーが集まっています。

アフリカでの帯同生活について、メンバーから以下のような声を聞きました。

<良いところ>

・現地の人がフレンドリー(マリ、コートジボワール)

・お手伝いさんがいる(マリ、コートジボワール)

・日本人駐在妻が少ないので気が楽(マリ)

・家族の時間が増えた(ナイジェリア、マリ、コートジボワール、ルワンダ)

<大変なところ>

・日本食材が入手しづらい(コートジボワール、ルワンダ)

・マラリアの不安(コートジボワール、ルワンダ)

・子どもの遊び場が少ない(ナイジェリア)

・物や金銭をねだられる(ナイジェリア)

・物がすぐ壊れ、業者が来るまでに時間がかかる(マリ、コートジボワール)

・治安が悪く、一人で気軽に出歩けない(ナイジェリア、マリ、コートジボワール)

ブルキナファソでの生活も、これら全てが当てはまります。

生活環境が似通っており、お互いの苦労を分かち合いやすいため、現地での生活に疲れた時にはこちらのSNSグループで悩みを相談します。特に新型コロナウイルスの影響を受けた3月以降、精神的に辛かった時期もありましたが、アフリカに残るメンバーに励まされ、救われました。

不便な生活に疲れてしまった時や、ふと孤独を感じてしまった時には、同じアフリカ大陸で家族を支え、前向きに尽力しているメンバーを思い出し、自分を鼓舞することもあります。

決して孤独ではない

私は今、ブルキナファソにいる"たった一人の日本人駐在妻"ですが、それが孤独を意味するわけではありません。

生活環境が過酷なブルキナファソでは、駐在員・帯同家族・業種・職種問わず、少ない日本人同士でお互いに助け合って生活しています。一時帰国をする際には、「日本から必要なものはないか」と声を掛け合うことも頻繁にあります。

日本人に限らずとも、母国から離れて家族を支えている駐在妻がいます。

いつも親切に現地のことを教えてくれるママ友もいます。

どうしても日本語で話したい時には、インターネットで誰とでも繋がれる時代です。

状況に応じて、まさに世界中の様々な人の手を借り、支えられ、日常生活を送っています。

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