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【第54回】ブラジル駐在|リオで参加した恐怖のお誕生日会

2021.01.27

ブラジル駐在|リオで参加した恐怖のお誕生日会

「転勤族協会TKT48」広報部海外メンバー・ブラジル在住のリオママです。

今回は、リオで参加した恐怖のお誕生日会についてお届けします。

リオデジャネイロに居る日本人駐在員の園児はほぼ、アメリカンスクールかブリティッシュスクールに通っています。いずれもとても学費が高いため高所得者の子供達が通っており、リムジンで通学する子もいれば、ご両親が芸能人という子も珍しくはありませんでした。

よって、年に一度訪れる子供の誕生日には、日本ではなかなかお目に掛かる事の出来ない様な豪華なお誕生日会が開催されます。そのお誕生日会に参加した我が子が「自分の誕生日も」と懇願する様になる為、リオの駐在員からは『恐怖のお誕生日会』と呼ばれていました。

幼稚園でのお誕生日会

息子は、アメリカンスクールの幼稚園に通っていました。

幼稚園でのお誕生日会は、子供の誕生日にクラスで行われます。誕生日までに子供の生い立ちのスライドを作って先生に渡しておき、当日は両親がクラスの人数分のケーキ、ジュース、お菓子を持って学校に向かいます。

皆でスライドを見た後、ポルトガル語でHappy Birthday to youを歌い、ケーキやお菓子を食べます。1クラスに30人ほどいたので、子供は年に30回、幼稚園にてお誕生日ケーキを食べる事ができ、とても喜んでいました。

各自で開催するお誕生日会

幼稚園で開催されるお誕生日会の他に、ご両親がホストとなり開催するお誕生日会があります。

自宅で開催される場合もあれば、会場、レストラン、一軒家を貸し切って開催する場合もありました。

お誕生日会がある際には、幼稚園にて招待状を貰って帰り、全員が共有しているSNSにて参加可否の返事を行います。ここでブラジル人らしさが現れます。皆、参加する旨返事をするのですが、当日何の連絡もなく来ない人が半数ほど居ました。日本では、敬遠されそうな行為ですが、ブラジルではよくある様です。

最も豪華なお誕生日会

いくつか参加したお誕生日会の中で最も豪華と思われるお誕生日会は、大きな遊具やおもちゃがたくさんある一軒家を貸し切り、ミュータントタートルズの着ぐるみを着たキャストが4人現れたお誕生日会でした。

他にも、場を盛り上げたり、歌を歌ったり、ゲームなどを仕切ってくれるスタッフが5人程おり、料理を配るスタッフも何名か居ました。手元のグラスが空けば、注ぎに来てくれ、次から次に料理が運ばれてきました。このお誕生日会に、一体いくら掛かったのだろうかと思う程、とても豪華な誕生日会でした。帰りには、文房具がたくさん入ったお土産まで頂きました。

お誕生日会のマナー

<プレゼント>

この様なお誕生日会に参加する際には、必ず3000円から5000円ほどのプレゼントを持っていかなければなりません。何を持って行こうかと毎回とても悩んでいたのですが...。

なんとリオのおもちゃ屋さんではプレゼントにレシートが貼ってあり、既に持っているおもちゃや気に入らないおもちゃがあった場合、値段相応の他のおもちゃと交換できるのです。最初は何を買おうかとても迷っていましたが、交換できると聞いてからは、毎回決まったおもちゃを購入して持参していました。

<当日のルール>

週末に開催される場合には家族で参加しても良い場合が多く、我が家も主人と私、息子の3人で参加する様にしていました。家族で参加が難しい場合は、お手伝いさんが一緒に参加するのですが、ほぼ半数以上がお手伝いさんと共に参加している様でした。

お昼頃から夕方にかけて開催される事が多く、開始時間に全員が揃っていない事は日常茶飯事。しかし、最後にお誕生日ケーキのろうそくを吹き消すイベントがあり、その時には全員が集まっている事がマナーとされています。参加したのに、このイベントを見ないで先に帰るのはマナー違反となる様でした。

そして、このイベントがお誕生日終了の合図となり、ケーキの周りにデコレーションしてあるお菓子や、おもちゃを勝手に持って帰ります。時には、文房具、おもちゃの詰め合わせが出口に用意してあり、受け取って帰る事もありました。

子供とっては至れり尽くせりのひと時ですが、親にとっては言葉の壁がたちはだかります。数時間ブラジル人だらけの中に居なければならない為、言葉も通じなければ、話題もなくなり、次第に孤立していきます。よって、私はなるべく主人と共に参加する様にしていました。

豪華なお誕生日会ではなくても...

我が家は、豪華なお誕生日会をしてあげる事はできませんでしたが、アメリカンスクールと自宅でささやかなお誕生日会を行いました。

また、日本人駐在員の方々も学校でのお誕生日会をメインとし、家で開催するお誕生日会は、日本人のみを招待するささやかな会とされている方がほとんどでした。

最初はマナーや参加方法が分からず欠席をしていましたが、クラスに仲の良いお友達ができたのをきっかけに、お誕生日会に参加する様になりました。子供にとっては、何よりも心に残るブラジルの思い出となっています。

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