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【第57回】ブルキナファソからの一時帰国 (日本での過ごし方・前編)

2021.03.29

ブルキナファソからの一時帰国 (日本での過ごし方・前編)

転勤族の妻(略して転妻)がお届けする『現地発』のリアルリポート、今回はブルキナファソ在住「TKT48」広報部海外メンバーのAikoが、久しぶりの一時帰国についてリポートします。

前回記事でお伝えした通り、私たちは2020年12月~2021年2月に一時帰国をしました。一時帰国は駐在員とその家族にとって何よりの楽しみであり、家族によってそれぞれの楽しみ方や過ごし方があることと思います。

そこで今回は、私たちブルキナファソ駐在家族の一時帰国中の過ごし方をお届けします。

子どもたちも感動のニッポン

ブルキナファソで生活していると、久しぶりの日本での生活は、日本人である私にとっても驚きと感動と戸惑いの連続となります。2歳と4歳のアフリカ育ちの子どもたちは、日本に到着する前から驚いてばかりの様子でした。

ブルキナファソを出発して最初の経由地エチオピアの空港に降り立つと、ブルキナファソでは見たことのない、2歳の次女にとって生まれて初めてのエスカレーターが出現します。自分の足で歩くようになり初めてエスカレーターに乗る次女と、1年2カ月ぶりにエスカレーターに乗る長女は、空港のエスカレーターで躓いてばかり。転んで大ケガをしてしまうのではとヒヤヒヤして、気が気ではありませんでした。

日本に到着してからは感動の嵐です。

空港から自宅へ向かう車の中で、まず目につくのが、見事に舗装された道路と立体交差。ブルキナファソの道は穴が開いていたり、未舗装の道が多くあったりするので、子どもたちは「道路がキレイ!」「ヤギがいない!」と大興奮しながら、外の景色を眺めていました。

自主隔離期間を終えて外を歩くようになると、子どもたちは自動販売機や歩道橋に目を輝かせていました。ブルキナファソでは道にいるヒツジとヤギの数を数えて競っていた2人が、自動販売機と郵便ポストの数を数えて競っていた姿が印象的でした。

アフリカ駐在家族が、久しぶりの日本で感じること

今回はコロナ禍での一時帰国となり、外出に制限などがありましたが、その中でも久しぶりの日本で感じたことを書き出してみます。

<感動したこと>

・お米が美味しい

・便利なサービス

・水圧が強く、断水がない

・インターネットが速く、安定している

・公共トイレの清潔さ

安定した生活インフラと、店員さんの温かく丁寧な対応、ネットで注文すれば翌日には自宅まで荷物が届けられる便利なサービスには、いつも感動します。

<戸惑ったこと>

・レジ袋有料化

・10%の消費税

・セルフレジの使用方法がわからない

・電子マネーやポイントカードを使いこなせない

ここ数年で、日本のスーパーや衣料品店のセルフレジ化が進んだように感じられます。セルフレジに慣れていない私は、後ろに並んでいる人や店員さんに迷惑をかけてしまわないかヒヤヒヤしながら買い物をしていました。増税やレジ袋の有料化を失念して、税込金額を聞いては驚き、エコバッグを忘れて有料レジ袋を購入する日々がしばらく続きました。

恋しかった日本食

日本米は入手することができないブルキナファソ。

日本に着いて最初に食べたご飯は、お米だけで何杯もおかわりできるほど美味しく、感動しました。

日本にいる間は、現地では食べられないお寿司、お刺身、ラーメン、焼肉、焼き鳥、コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、ファストフードなどをここぞとばかりに食します。栄養バランスは決して良くありませんが、日数が限られているため、お昼にラーメン、夜にお寿司なんていう日もありました。

日本食材が手に入らないブルキナファソで少しでも日本の味を思い出せるように、一口一口を大切に噛みしめながら食べました。一時帰国中に夫婦揃って体重が増えることはいつものことですが、それでも限られた日数では食べたいもの全ては食べられません。夫の休暇が後半に差し掛かると、お互いに食べたいものが食べられるように、「あとは何を食べようか」と計画を立てながら過ごしました。それだけ、日本食が恋しかったのです。

アフリカ育ちの子どもたちも大好きな日本

夫の休暇が半ばを過ぎた頃、子どもたちはエスカレーターやエレベーターにもすっかり慣れ、自分たちでエレベーターのボタンを押せるようになりました。

ブルキナファソでは目にすることがなかった大型ショッピングモール、公園、屋内キッズスペース、テレビの子ども番組、日本のお菓子やおもちゃに触れ、「日本はご飯が美味しいし、おもちゃがいっぱいあるから大好き」と口にするようになりました。

親子ともにすっかり日本の生活に慣れ、驚きや感動も薄れてくる頃ですが、一時帰国が終盤に差し掛かると、ブルキナファソへ戻る準備をしなければなりません。日本製品が手に入らないブルキナファソの生活では、日本から持ってきた物資が生命線となります。荷物の準備は用意周到に進めなければなりません。

次回は、「一帰国中の過ごし方・後編」として、「一時帰国中の買い物とパッキンング」についてお送りします。

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