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【2020年7月29日│上海現地レポート】新型肺炎に関する状況について

2020.07.29

【2020年7月29日│現地レポート】新型肺炎に関する状況について

本内容は、弊社上海現地法人の駐在員の見解です。

公式に発表されたものではありませんのでご留意願います。

日中間の航空機の運航状況について

今回は、日中間の航空機の運航の現状と検疫体制についてご報告させていただきます。

・中国民用航空局などの政策により、現在は日本と中国を結ぶ路線について、1航空会社あたり1都市に限定された運用となっています

・運航は原則週に1便のみで、空港での検疫体制の関係で1便当たりの搭乗率が75%以下に制限されます

・民航局の最新の政策では、同一路線の搭乗者から3週間連続で新型肺炎の陽性 者が出なかった場合は、当該路線を週2便へ増便することが認められています

・各航空会社からは、定期的に当面3か月程度の運航予定が発表されます

検疫体制について

・先日発表があった通り、中国への渡航者は搭乗前の5日以内に指定医療機関でPCR検査を受け陰性証明書を取得する必要があります

・更に取得した陰性証明書を中国大使館へ提出し、健康声明書を取得することが求められています

・現段階で次のような点がはっきりしていないため、混乱しています

■指定医療機関とは、赴任前検診を受診する医療機関なのか?

■その医療機関で、健康な人間がPCR検査を受けられるのか?

■大使館(現在週2日のみ開館)での健康声明書は当日取得できるのか?は当日取得できるのか?

・関係各部の書簡によれば、在外公館はその国のPCR検査の実情に併せ厳格に対応することを求めています

・週末・週末((24日24日))の段階で、航空会社へ確認しましたが、まだ本ルールの運用はされていない模様ですの段階で、航空会社へ確認しましたが、まだ本ルールの運用はされていない模様です

・一方、上海市政府は新たな政策を発表し7月27日午前0時以降に上海へ入国する者の隔離観察措置を以下のように変更しました

■上海市内に固定の居住地がある場合(一人一居住地、一家族一居住地、同居人の承諾を受け一緒に隔離が可能)は、到着後7日間指定の隔離施設で隔離観察

■指定施設での隔離5日目に再度PCR検査を受け、陰性であった場合は隔離観察開始8日目に、居住地ある区が手配する車で居住地へ向かい自宅での隔離を開始

■自宅隔離の終了前に再度PCR検査を受け、本人及び同居人が陰性であった場合、自宅隔離7日間の満了をもって隔離措置が解除される

■上海を経由して近隣の江蘇省、浙江省、安徽省の固定居住地へ行かれる方は、指定施設での隔離5日目の検査で陰性の場合、同じく8日目に各省が手配する車で移動することとなります

■上記3省以外へ行かれる方は、指定施設で14日間の隔離観察措置を受けることとなります

■また、従来通り、65歳以上の老人、体に障害がある方、おむつ交換が必要な乳幼児は、自宅での隔離が認められます

・また、最新の情報として、大連での新型肺炎の感染拡大を受け7月26日より、大連を出る際に直前7日間に発行されたPCR検査の陰性証明書が必要になりました

・大連から日本へ帰国する場合、中国各地から大連に出張へ行った場合、この証明書がないと大連を出られないことになりますので、注意が必要です(既に弊社お取引先各社も大連への出張を一時見合わせております)

今後について

・日中間の航空機の運航に関しては、元通りになるまでは相当な時間要すると思われます

・便数を増やすためには、受け入れる空港側の問題もあり、なかなか簡単にはいかないようです

・現在のルールにより、JALの大連便(大連で感染者が増えているので今後微妙ですが)は、3週間ルールに基づき増便が認められています

・一方、東方航空の新しい路線で西安便が認められていますが、実は元々は東方航空の上海便でも3週間ルールをクリヤーして同路線の増便を申請したところ、上海浦東空港側の事情(PCR検査体制など)によって実現せず、代替策として西安便が認可された模様です

・従って、今後しばらくの間は、上海便の増便は見込めないと考えるのが妥当と思われます

・緊急ヴィザの発給が進み始める中、日本でのPCR検査実施を含め、まだまだ中国への渡航に関してはハードルが高そうです

引き続き関係各方面との連携を密にし、情報収集に努めてまいります

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