海外人事のためのウェブメディア「海外赴任LAB」

OUTBOUND RELOCATION
<dt>OUTBOUND RELOCATION</dt>

日本 海外引越 海外赴任 海外赴任LAB編集部

残置荷物はトランクルーム派?それとも実家/自宅派?

2018.08.06

トランクルームに預ける際のメリット/デメリット

【こんな人におすすめ】

ご赴任先では使用しない家具や衣類などを、帰国するまでの間、有料で保管する事が出来ます。実家への配送が無く、残された者の負荷が少なくなります。


【メリット】

トランクルーム内は1年中、温度と湿度が一定に保たれています(定温低湿)。このようなトランクルームは大切な家財も安心して預けられます。ただし、保管中のカビやシワなどは自己責任となるので注意が必要です。


【デメリット】

一度トランクルームに入れた荷物は、帰任後まで出し入れ出来ないトランクルーム会社もあります。入れる際は、その点も考慮した上で利用を決定しましょう。


実家/自宅に預ける際のメリット/デメリット

【こんな人におすすめ】

愛着のある荷物や購入したばかりの電化製品等、信頼できる実家の家族の元へ配送する人もたくさんいらっしゃいます。また、知人宅や友人宅にゆずるのも一つの手でしょう。最近では、不用品を手軽に売却できるサービスもありますので、利用するのも良いかもしれません。


【メリット】

トランクルームとは異なり、保管料や維持費が不要です。


【デメリット】

配送先に十分なスペースが必要です。配送先で使用予定が無い場合、長期間生活スペースを占有してしまいます。


【赴任者の実体験レポート】いかに引越荷物をコンパクトにするか

 一度海外赴任することが決まったら、それから日本を離れるまでの間にやらなければならないことが沢山あります。その為、どこから手をつけて良いか分からなくなってしまうという話をよく耳にします。実際私自身も2 度海外赴任を経験していますが、同じような状態になりました。仕事の引き継ぎはもちろんですが、家族帯同で赴任する場合は仕事以外でも色々と準備しなければならないことが沢山あります。

 その中でも一番苦労したのが引越です。引越は自分自身だけでは無く、家族全員が関わって準備を行うということもあり、しっかりと計画を立てて行う必要があるのですが、そこを怠ったばかりに後で大変な思いをしました。長期間海外に住むということなので、軸足を海外に置くことになるのですが、とはいっても数年後に日本に帰ってくることは間違いないわけです。その時のことを常に考えながら準備しなくてはならないということを2度の経験で感じています。

 どの国への赴任なのか、単身なのか家族帯同なのか、荷物を預ける親類先があるか、赴任地の住宅は家具付きか等々、人により事情が異なるとは思いますが、引越荷物自体をどこまでコンパクトに出来るかが大切です。私の場合、最初の赴任は単身、2度目の赴任は家族帯同でしたが、単身での赴任の時は海外引越で持参した物の半分は現地で一度も使いませんでした。

 2度目の赴任の際は1度目の反省を踏まえて極力荷物量を少なくしたつもりだったのですが、それでもかなり多くのものは1回も使わずにそのまま日本に持ち帰りました。特に書籍やCD などは余程の読書家か音楽好きでない限りかさばるだけなので、子供の教材は別としても他は全部日本に置いていって良かったと思います。

 家具や家電は赴任先で入居する家の状態を事前に確認してから持参するかしないかを決めた方が良いです。赴任先の国によっては家具家電が備え付の住宅が一般的な場合もあります。特にアジアはその傾向にあるので注意が必要です。

 私自身もソファーを輸送したのですが、現地側の新居にもソファーが備え付けられており、リビングに余分なソファーが無理やり設置されているという悲しい状態を経験しました。家電製品に関しては、そもそも電圧の関係で持参しても変圧器を通さなければならなくなるので現地で調達した方が良いでしょう。

【赴任者の実体験レポート】思いもよらないトラブル事例

地球儀が没収された!

 皆さんご存知の通り、中華人民共和国( 中国) は中華民国( 台湾) の存在を認めておりません。地球儀には、存在しないはずの台湾が存在しているので税関で没収される、というウソのような本当の話があります。日本の常識ではなく、当事国の常識が優先されますのでご注意下さい。

帰任したらほとんど廃棄処分!

 4年半前から倉庫に預けた荷物ですが保管状態が悪く、電化製品をはじめ、寝具、洋服などほとんどが廃棄となりました。高額なもので言えば、冷蔵庫、洗濯機などはカビがはえており引越会社に廃棄してもらいました。預けていた荷物の保険でのカバーはないのでしょうか?

 一般的に家電類は4年間全く使用せずに保管した状態ですと、ほとんど使用不可となってしまいます(冷蔵庫や洗濯機は、水抜きをしっかりしないと故障の原因となります)。倉庫保管中の保険は火災保険しか付保されていない状態が一般的です。残念ながら個人のお荷物を保険でカバーすることは困難です。

Related Articles

合わせて読みたい

Interview

海外で活躍する先人達