海外人事のためのウェブメディア「海外赴任LAB」

OUTBOUND RELOCATION
<dt>OUTBOUND RELOCATION</dt>

オールインクルーディングジャパン合同会社 タイ 危機管理 各国トレンド 海外医療 海外赴任

お子様の容体が急変!しかしクリニックが営業時間外...│タイ医療事情

2019.03.08

急な発熱

【状態】

急激に熱が上がり38度以上の発熱がある場合。

【対応】

熱冷ましのシートや氷枕で頭を冷やしましょう。解熱剤を服用する場合はアセトアミノフェン/パラセタモール系のお薬を服用ください(デング熱の場合イブプロフェン系、ロキソニン系、アセチルサリチル酸系は出血の恐れがあるため服用できません)。ただし、嘔吐・下痢がひどく脱水症状が深刻な場合は緊急外来を受診してください。

またお子さんが生後3ヶ月以内で38度以上の発熱がある場合は、脱水症状の有無に関わらず受診をお勧めします。嘔吐・下痢の回数、下痢の状態(水下痢・お腹がゆるい等)、最後に飲食した時間などがわかると診察もスムーズです。普段から体温を測り平熱を知っておくことも大事です。

頭をぶつけた

【状態】

転んだりして頭を強く打ちつけた。

【対応】

出血がある場合は乾いたタオルで強めに圧迫し出血を抑えます。体を揺すったり叩いたりしないようにしましょう。ぶつけて腫れがある部分は冷やしてあげてください。しばらくは吐き気やけいれんがないか、意識はしっかりしているかなどをみてください。

次のような症状がある場合は緊急外来の受診をお勧めします。

・何度も吐いてしまう。

・出血が止まらない。

・打った部分が明らかにへこんでいる。

・手足がうまく動かせない。

・意識がない。

・だんだんと反応が弱くなってきている。

受診の際はぶつけた時の状況(原因、場所:コンクリートにぶつけた・フローリングの床、木製の家具の角など、どこかから落ちた場合はその高さ、何時頃だったか)を説明できれば診察がスムーズです。

鼻水・咳

【状態】

(乳幼児)発熱はないが鼻が詰まっているようで呼吸が苦しそう。寝ても寝苦しそうにしている。

【対応】

子供、特に赤ちゃんの鼻の粘膜は大人に比べて敏感です。冷房やちょっとした気温の変化で鼻水が出ます。乳児は鼻が詰まっていると上手くミルクが飲めないため不機嫌になったり、いつもより泣くことが多くなります。

エアコンを使う際は加湿をして、冷やしすぎないようにしましょう。鼻が詰まっている時は鼻水を吸い取ったり、綿棒で優しく掃除してあげてください。(綿棒等を奥に入れすぎないように、また強くこすらないように注意してください)。熱くない温度の濡れタオルを鼻に乗せて温める、お風呂の蒸気も鼻づまり改善に効果的です。鼻づまりがひどくミルクの量がいつもの半分くらいしか飲めない、咳や熱が出てきた時は通常のかかりつけ医を受診しましょう。

次のような症状がある時は緊急外来を受診してください。

・突然呼吸音がおかしくなりゼェゼェという音がする。

・唇の色が紫色をしている。

・おしっこの量が明らかにいつもより少ない。

誤飲

【状態】

食べ物ではないものを飲み込んでしまった。吐かせるべきか、緊急性はあるのか。

【対応】

飲み込んでしまったものによって対処法が違うので注意してください。

次のものを飲み込んだ場合はすぐに緊急外来へ!

・トイレ用など掃除用洗剤※(塩酸、水酸化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムが含まれているものが危険)

・苛性ソーダ※(手作りの石鹸に使われていることがあります)

・殺虫剤(クレゾール※、有機リン系成分が危険)

・漂白剤※

・防虫剤(カンフル・しょうのう※、ナフタレン、パラジクロルベンゼンなどが危険です)

・除草剤

・花火※

・タバコまたはタバコの浸かった水

・マニキュアの除光液※

・日焼け止め化粧品

・電池

・油性インク

・香水

・油絵の具

誤飲したものを吐き出させてはいけない場合

・上記のうち※のついているもの

・6ヶ月未満の乳児が誤飲した時

・意識がない、けいれんがある時

・重症な心疾患や不整脈があるとき

・強酸、強アルカリなどの腐食性物質を飲み込んだ時

・シンナーや灯油などの揮発性石油類を飲み込んだとき

・しょうのう、ストリキニーネといったけいれんを起こす可能性のあるもの

強酸や強アルカリ性のものを誤飲した場合は大量の牛乳を飲ませましょう。ただし吐かせてはいけません。しかし農薬や殺虫剤、防虫剤は脂溶性なので牛乳を飲むと逆効果です。大量の水を飲む行為も、吐かせるため以外の目的で行うと誤飲したものを溶かしたり吸収を促したりすることになります。

病院に行く際には誤飲したものを持っていき、何をどのくらい飲んでしまったのかを説明してください。普段から家にあるものがどんな成分でできているのか把握しておくとパニックにならず咄嗟の判断ができますので、おうちにあるものを一度確認してみてください。

シラチャカエデファミリークリニック

私たちは、チョンブリ/シラチャにて2018年に開業した日本人医療通訳常駐の総合診療クリニックです。土曜日も休まず診察しています。ご予約・受付・診察はもちろん、ご帰宅後のアフターフォローまで全て日本人スタッフがご案内いたします。 当クリニックでは、食あたりの診療はもちろん、狂犬病のワクチンの取り扱いもございます。その他のインフルエンザ、B型肝炎、3種混合等のワクチンもご用意できますのでお問い合わせください。

日本とは違った環境で体調を崩されたり、万が一怪我をされた時、大きな病院に行くほどではないけど気になる症状がある場合にも、安心してきていただけるクリニックを目指しております。日本人通訳が常駐しておりますのでタイ語ができなくても問題ありません!日本語でお気軽にご相談ください。


Related Articles

合わせて読みたい

Interview

海外で活躍する先人達