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【第26回】ブラジル駐在│リオ・デジャネイロでの家探し

2020.01.30

ブラジル│リオ・デジャネイロでの家探し

皆様、初めまして。

「転勤族協会TKT48」広報部海外メンバー・ブラジル在住のリオママです。

前回のリオ・デジャネイロ(以下、リオと記載)の治安に続き、今回は家探しの話題です。

我が家は、主人が先行してリオで生活を始めていた為、主人に家探しをお願いしました。

結果として、主人はリオの海岸が良く見えるポイントを重視して選び、ホテルを長期滞在用に貸し出している家を契約しました。日本のウィークリーマンションの様な簡易的なキッチンや収納しかない為、3~4年住む必要のある私達家族にとってはとても狭く、暮らしにくい生活を強いられる様になってしまいました。

現在、私が納得できるマンションが見つかり次第引っ越す方向で話が進んでいるのですが、リオに来てから11ヶ月。ずっと家探しをしているのですが、未だに条件に合うマンションが見つかりません。

そんな、リオでの家探しについてお届けしたいと思います。

リオの物件の特徴

①新しい建物がない

リオで日本人が多く住んでいるイパネマ、レブロン地区の物件の特徴として、既に住宅やホテルが密集しており、新たにマンションを建てるのは不可能な状況です。よって、新しい建物はなく、また地震もない為、リオの人は古い建物をリノベーションし続けて、住み続けています。

②海岸沿いは高価

観光地でもあるイパネマ、レブロンの海岸沿いは価格がとても高く、なかなか私達の手に届く物件はありません。海に面しているので、部屋にすぐカビが湧くのも原因で、日本人の方で海岸沿いに住まわれている方は、あまり見受けられませんでした。

③セキュリティー

治安があまり良くない為、マンションの入り口には必ず鉄格子があり、ポーターと呼ばれるセキュリティーの方が24時間鉄格子の外を見張っています。(マンションによっては24時間ではない所もある様です。)住人は、出入りの際にそのポーターに合図を送り、鉄格子のドアを開けてもらいます。

④日本の物件には存在しない部屋

日本で暮らしていると、家政婦さんを雇っているご家庭にはあまりお目にかからないかと思います。しかし、ブラジルでは家政婦さんを雇っている家庭が多く、小さな子供がいるご家庭では、ババさんと呼ばれる簡単な家事と子守をしてくれる家政婦さんも存在します。

そのため、ほとんどの家に家政婦さんの用の部屋とトイレがあります。キッチンや家事スペースは家政婦さんの部屋の横にあり、家族の居住スペースから分離されています。我が家は子供も小さく、家政婦さんの必要をあまり感じていなかった為、キッチンからリビングを見渡せるカウンターキッチンを希望していたのですが、これがブラジルのスタンダードではない様で、家探しを苦戦している大きなポイントとなっています。

良くあるトラブル

①契約時のトラブル

契約締結直前になって家賃を値上げしてきたり、日本人だからと断られた事もありました。これはリオでは日常茶飯事の出来事らしく、契約締結直前になって破談になる駐在家族の方が多々おられます。

②契約後のトラブル

比較的一年中暑い国なので蚊が多く、またクッピンという木を食べる虫が存在しており、木製の家具や床を食べられてしまうのですが、網戸はありません。アリやゴキブリも多く見受けられ、虫が苦手な方には試練かもしれません。家具や木製の床がクッピンにやられ、家を出た方もいらっしゃいました。

古い建物をリノベーションし続けている為、毎回どこかしらで不具合が見つかります。例えば、我が家はバスルームの排水口が月に1度は詰まります。理由は、排水管の奥の方の穴が狭いという事で、毎月お掃除に来て貰わなければなりません。また、エアコンが古くて壊れてしまったのですが、修理に4ヶ月掛かりました。原因は、ただのリモコンの故障だったのですが、原因の究明から交換まで4ヶ月。日本では考えられない位時間がかかるのですが、こちらの国では良くある事の様です。

その他にも、天井からの雨漏りや、壁から水が湧いたり...。リオに駐在されている方は、何かしら家のトラブルで悩みを持っており、毎回家の不具合の話で盛り上がります。

まだ家探しは続くけれど...

現在住んでいるマンションは、海岸を望める景色が良いだけの、狭く暮らしにくいマンションなのですが...日本が恋しくなるとベランダから海を眺めて、この先に日本があるんだなと思い、勇気づけられる事も多々ありました。

また、ホテルなので毎日お掃除が入り、フロントも常に賑やかな為、掃除の方やフロントの方と仲良くなり、寂しさを感じる事はありませんでした。

嫌な部分もあるのですが、助けられた事もたくさん。

いざ、引越しとなると寂しく思う日が来るのかなと思いながら、家探しを続けています。

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