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【2020年版】現地住宅事情@ロサンゼルス

2020.10.19

日本人駐在員世帯はどのエリアに住んでいるか

画像の説明

ロサンゼルスに赴任される駐在員世帯の居住エリアは、次の5つのエリアに大別されます。

北からダウンタウンLA, Miracle Mile(ミラクルマイル)、Westwood(ウエストウッド)、Silicon Beach(シリコンビーチ)、South Bay(サウスベイ)の5つで、弊社が昨年斡旋した住宅の成約状況で見ると、世帯の分布はTorrance(トーランス)周辺のサウスベイが最も多く51%でした。

日系企業はサウスベイに集中しているのと、ロサンゼルス国際空港(LAX)へのアクセスが良く学校区も良いため、単身赴任、ご夫婦、学齢期のお子様帯同世帯、全ての方々に人気のエリアとなっています。続いて多いのが、ウエストウッドで14%でした。センチュリーシティやダウンタウンへ通勤される方や企業留学生でUCLAへ通学される方に高い需要のあるエリアです。次に多いのが13%を占めたシリコンビーチとダウンタウンLA。シリコンビーチは新築物件が多く学校区も良いことから、近年人気が高まっています。

一方、ダウンタウンLAはダウンタウン勤務の方に一定のニーズがあります。続いて8%を占めたのがミラクルマイルです。ミラクルマイルはGroveのファーマーズマーケットがあり、ロサンゼルスでは珍しく車が無くても生活が可能なエリアで、ダウンタウン、センチュリーシティへの通勤、UCLAやUSCへの通学に便利なエリアです。最後に1%を占めるValley(バレー)エリアは、家賃相場はサウスベイエリアと似ているものの、物件の状態が比較的良いものが多く、同等の家賃でも築浅物件を借りることが可能です。主に、Northridge(ノースリッジ)、Chatsworth(チャッツワース)、Encino(エンシノ)、Sherman Oaks(シャーマンオークス)に通勤される方がお住まいになられています。

エリアによって異なる物件の特徴と家賃相場

サウスベイ

サウスベイは優良学校区が集まっていることと、生活利便性の高さから日系企業の駐在員に人気です。なかでもRedondo Beach(レドンドビーチ)、Harmosa Beach(ハーモサビーチ)、山手のPalos Verdes(パロスバーデス)は家賃が高めとなっています。リーズナブルで広めの物件、例えば学齢期のお子様がいる世帯で2~3ベッドルームのタウンハウスをご希望の場合は、学校区の良いトーランスがお勧めです。独身、単身の方は、東トーランスや San Pedro(サンペドロ)にある築浅物件を選択される方も多くいらっしゃいます。

ウエストウッド

名門のUCLAのあるウエストウッド は、西側にBrentwood (ブレントウッド)、 東側にBeverly Hills (ビバリーヒルズ)、北側にBel Air (ベルエアー)と高級住宅街に囲まれており、とても治安の良いエリアです。UCLAの学生はバスや徒歩で通学している人が多いですが、UCLAから学生専用シャトルバスが出ているので、通学には非常に便利なエリアです。その上、公立学校のレベルも高いため、現地の方や、家族連れの日系企業の駐在員にも大変人気のエリアとなっています。また、Westwood Village (ウエストウッドビレッジ)は商業施設が充実しています。生活用品がひと通り揃うCity Target (シティターゲット) や高級オーガニックスーパーのWhole Foods(ホールフーズ)、PB商品が人気のスーパーTrader Joe's(トレダージョーズ)を始め、レストランやおしゃれなショップなどが多く賑やかです。

ダウンタウンLA

ダウンタウンは、勤務先がダウンタウンという方がお住まいになる事が多く、スタジオや1ベッドルームの供給が多めです。近年再開発が進んでおり、ジムやプールをはじめとしたアメニティ(共有施設)が豊富な新築アパートは、ビーチ沿いと比べるとかなり手頃な家賃で借りることが出来ます。ダウンタウンのなかでもPasadena(パサデナ)は閑静な住宅街が多く、お子様がいる世帯に人気のエリアとなっています。地下鉄(メトロ・ゴールドライン)が通っているので、電車を利用してダウンタウンに通う事が可能です。

シリコンビーチ

Playa Vista(プレヤビスタ)は新築のアパートとコンドミニアムがメインとなっており、スタジオタイプ~2ベッドルームの供給が多めとなっています。一時期の家賃の値上がりが目立ったMarina Del Rey(マリナデルレイ)も、最近は落ち着きつつあります。現在ヨットハーバー周辺の住宅開発が進んでいます。Santa Monica(サンタモニカ)は引き続き根強い人気で、それほどクオリティの高くない物件でも、家賃はマリナデルレイ、プレヤビスタを上回ります。

ミラクルマイル

Mid-Wilshire(ミッド・ウィルシェア)には賃貸物件がかなり豊富にあり、特にGroveのファーマーズマーケット付近が人気です。フリーウェイ(高速道路)から離れているのがややデメリットではありますが、Groveのファーマーズマーケット周辺にはレストラン、カフェ、スーパーなどが揃っているため、生活の利便性は高いのが特徴です。

バレー

バレーの賃貸アパートはサウスベイの賃貸アパートと比べると、室内に洗濯乾燥機が設置された物件が多いのが特徴です。また、住宅の開発が盛んなため、2000年代後半に建設された築浅物件がサウスベイより多く見られます。ノースリッジはCali States Northridgeがあることから、学生が多く居住しており、家賃は比較的リーズナブルです。

住まい探しで気をつけるべきポイント

1. 治安

海外生活において身の安全を確保することは重要なポイントです。ロサンゼルスの治安は以前に比べて改善されたとはいえ、危険な地域は残っています。安全と見なされた地区でも、道を一本離れると街灯のない暗い道に出ることがあります。どの地区に於いてもなるべく暗い道や夜間の一人歩きは避け、周囲に注意を払うことが大切です。

2. 契約条件

日本からの赴任者の多くは、会社規程(家賃上限、入居日、特約等)に沿った物件を探すことになります。加えて、帰任時期があらかじめ確定できない場合は、中途解約条項という契約期間内に中途解約することを可能にする条項の追加交渉を行う必要があります。

また、日本と違ってアメリカの賃貸市場では貸主有利となっているため、契約期間満了後の契約更新も貸主の都合が優先されます。日本では簡単にできる法人契約もアメリカでは稀で、個人契約が優先されます。契約書の内容については、契約者ご自身で念入りにチェックされると共に、プロフェッショナル(不動産仲介会社)にサポートを依頼することをお勧めします。

3. 学校区

アメリカの義務教育はキンダガーテン(幼稚園)から高校卒業するまでです。アメリカでは良い学校のある地域が、環境や利便性と並んで不動産選びの重要なポイントとなっています。アメリカの教育制度は州や学校区によっても異なります。お子様がいる場合は、ご希望の学校への入学が許可されるエリア(学校区)の物件を選ぶ必要があります。

4. ペット

ロサンゼルスではペット愛好家が多く、街を歩いていると犬を散歩する人によく出会います。レストランやカフェ等の商業施設はペット可なところが多く、公園のドッグランも充実しており、ペットフレンドリーな街と言えます。しかも、最近では不在時にペットの世話をしてくれるペットシッター利用も人気です。ペット可の物件であっても、重量や犬種の条件が付いている場合もあるので確認が必要です。

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