海外人事のためのウェブメディア「海外赴任LAB」

OUTBOUND RELOCATION
<dt>OUTBOUND RELOCATION</dt>

アジア オールインクルーディングジャパン合同会社 トルコ 各国トレンド 海外医療 海外赴任

トルコ医療事情│コロナ渦による医療環境の変化

2020.09.09

1.コロナ渦による医療環境の変化

トルコでは、2020年3月10日に新型コロナウイルス感染者が初めて公表されて以来、急速に感染者数が増え、3月末には累計感染者数が1万3千人超え、4月末には12万人を超えました。

【参考:https://covid19.saglik.gov.tr/】

2020年4月の1ヶ月間で新規感染者数が10万人以上となり、この時期トルコの医療環境は変化を始めました。熱や咳など、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合や、外国からトルコへ入国後2週間未満の場合など、通常の病院での受診が困難となりました。

当地の医療機関は、トルコ政府の健康保険(SGK)が適用される公立病院と、それ以外の私立病院があります。新型コロナウイルス感染患者に対しては、当初は公立病院での検査・治療のみが可能でしたが、その後徐々に一部の私立総合病院でも対応を始めました。

イスタンブールに滞在する日本人の多くは、病院施設の衛生面や、サービス、言語の問題などのため、私立の総合病院を利用していますが、2020年8月現在、ほぼ全ての私立総合病院で通常通り診察、治療、手術を再開しており、以前と変わらない医療サービスが受けられるようになっています。

2.医療機関からのアドバイス

トルコでは2020年8月現在、毎日1000人以上の新型コロナウイルス新規感染者数が公表されています。イスタンブールでは外出時、マスク着用が義務付けられており、公共交通機関などではマスク着用がない場合乗車できません。それにも関わらず、街中ではマスクを着用していない方や、マスクを腕に付けているだけの方などが見受けられます。

高齢者や、糖尿病、高血圧、心臓病などの慢性疾患をお持ちの方は、公共交通機関やショッピングモール等の混雑する場所を可能な限り避け、外出時も人が多く集まらない場所にするなど、引き続き充分な注意が必要です。

3.マスク、ハンドソープ、アルコール消毒など、衛生用品が手に入るか

マスクは、薬局や日用品店などの店舗で販売されており、簡単に入手が可能です。

トルコ政府の規制により、不織布マスクは1枚1トルコリラ以上での販売が禁止され、市場価格が管理されています。

しかしながら、マスクの品質は様々です。口元が透けるほど薄手のものや、マスク自体が大きすぎて顔にフィットしないもの、紐の長さが左右異なるものや、紐がすぐに取れてしまうものなど。そのため、購入前にマスクの品質をよく確認されることを推奨しています。

ハンドソープ、アルコール消毒などの衛生用品は、スーパーや日用品店などどこでも購入できます。一時期は急速な需要拡大に伴い、商品の品薄や価格の高騰が起こりましたが、そうした状況は既に治まっており、商品の種類や価格も以前と同程度まで戻っています。

また、トルコでは「コロンヤ」というアルコール度数80℃のアルコール消毒液が昔から一般的に広く利用されていますが、新型コロナウイルスが流行してからは、多くの方がコロンヤのスプレーを鞄に入れて持ち歩いています。レモンやジャスミン等、様々な種類があり、爽やかな香り共に、外出先でもいつでも手軽に感染対策が可能です。

Related Articles

合わせて読みたい

Interview

海外で活躍する先人達