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【就労ビザ情報】中国|香港|台湾|韓国編

2018.08.09

目次

  • 中国|駐在に必要な就労ビザはZビザ

  •  2013 年7月より新しく外国人出入国管理条例が交付され、ビザの種類は細分化されましたが、駐在員のビザの変更はなく、就労用の「Zビザ」を取得することが一般的です。「Zビザ」を申請するためには、現地公的機関で発行された「外国人工作許可通知(Invitation Letter)」が必要です。これらを取得するためのリードタイムや必要書類・手順は、中国の各都市によって様々であり、頻繁にルールが変わるため、現地法人などを通して事前に確認が必要です。特に外国人が少ない地域では、審査に時間を要することが多いので注意が必要です。

     「Z ビザ」を取得して中国に入国した後は、就業証(働く許可)と居留許可証(滞在の許可)の申請・取得を行います。これらの申請期間はパスポートを預けているため、海外出張はもちろん、身分証明書不携帯のため、原則として申請エリア内から出ることができません。就業証と居留許可証の申請期間は、都市によっても異なりますが、4週間前後要することが多いです。そのため入国後1か月間は出張を入れないよう、スケジュール管理が必要です。

  • 中国|就労ビザの取得フロー

  • 主な就労用のビザ

    ・Zビザ

    申請・取得の基本パターン

    赴任先で許認可(労働許可など)を取得した後に、日本で就労ビザを申請・取得し赴任するパターン


    【取得までの流れ(赴任者本人)】

    ①必要書類の準備→②書類を現地法人へ送付→③外国人工作許可通知(発給まで2~6週間、申請エリアによって異なる)→④外国人工作許可通知を日本へ送付→⑤中国大使館でZビザ申請(発給まで4日)→⑥外国人体格検査記録を持参して赴任→⑦【現地赴任後】就業証・居留証の申請


    Zビザの必要書類

    【本人の本人の現地許可取得用必要書類】

    ・パスポートコピー

    ・写真

    ・卒業証明書

    ・履歴証明書(経歴書)

    ・派遣任命書

    ・資格証明書

    ・外国人体格検査記録(エリアによっては不要)

    ・犯罪経歴証明書(エリアによっては不要)

    【本人の就労ビザ用】

    ・パスポート原本

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・外国人就業許可証(もしくは代表証)

    ・外国人工作許可通知

    【家族帯同ビザ(S-1 ビザ)】

    ・パスポート原本

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・招聘状

    ・戸籍謄本

    ・赴任者本人の居留証コピー(赴任者本人の渡航後に別申請をする場合のみ)

    ・赴任者本人のパスポートコピー(赴任者本人の渡航後に別申請をする場合のみ)

    【VISA情報は変更になる場合がありますので、詳細は下記へご確認下さい】

    中国ビザ申請センター(東京)

    〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17

    TEL:03-6430-2066

    ビザ申請センター(大阪)

    大阪市北区西天満2-11-5

    〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町3-3-7

    TEL:06-4300-3095

  • 香港|ビザ発給まで4~6週間

  •  香港に駐在する場合は通常、「就労ビザ(Employment Visa)」を取得します。ビザは申請から取得まで4~6週間程要するため、本人の赴任前に予め赴任先の現地法人より香港移民局へビザの申請を行います。許可が下りると現地法人に対して「ビザラベル(ビザシール)」が発給されます。このラベルを現地法人から日本へ送ってもらい、パスポートに自身で貼り付けてから渡航します。

     ビザ申請から取得までに時間を要することから、ビザを取得せずに「無査証」で渡航して、現地に到着してからビザラベルを受けとることも可能です。この場合はビザラベルをパスポートに貼らずに第三国(中国など)に出国して自分でラベルを貼り付けてから香港に再入国する必要があります。香港の場合、日本人は無査証で90日以内の滞在が可能ですが、無査証状態での「就労行為」は違法となり原則として禁止ですので注意しましょう。

  • 香港|就労ビザの取得フロー

  • 主な就労用のビザ

    ・Employment Visa


    申請・取得の基本パターン

    就労ビザを取得せずに赴任し、現地で取得(取得後に正式入国)するパターン


    【取得までの流れ(赴任者本人)】

    ①必要書類の準備→②書類を現地法人へ送付→③現地でビザ申請(現地法人で、「香港入境事務処に必要書類を提出して申請。現地手続きを代行会社に委託するケースもある。)→④ビザ発行(発給まで4~6週間。現地法人宛に発給の通知があり、ビザラベルが発行)→⑤入国前、パスポートにビザラベルを貼付→⑥赴任


    必要書類

    【本人の就労ビザ用】

    ・パスポートコピー

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・卒業証明書

    ・Personal History(経歴書)

    ・Certificate of Employment(雇用証明)

    【家族帯同ビザ(Dependant Visa)】

    ・パスポートコピー

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・戸籍謄本(翻訳)

    ・赴任者本人の在職証明書

    【VISA情報は変更になる場合がありますので、詳細は下記へご確認下さい】

    中国駐日大使館領事部

    〒106-0046 東京都港区元麻布3-4-33

    TEL:03-3403-5633

    中国駐大阪総領事館

    〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町3-9-2

    TEL:06-6445-9481

    ※その他、札幌、名古屋、新潟、福岡、長崎に領事館あり

  • 台湾|現地で許可公文書を取得

  • 台湾に駐在する場合、就労用の居留ビザを取得することが一般的です。居留ビザを申請するためには、まずは赴任先の現地法人より、現地の「行政院労工委員会」、または「経済部投資審議委員会」へ駐在員を招聘するための労働許可(許可公文書)を申請します。申請から取得までは2~3週間程要するケースが多いです。

    許可公文書取得後は、指定サイトでビザ申請書を作成し、「居住区管轄の代表処・弁事処」にて居留ビザの申請を行い、申請後翌開館日にビザを受領します。居留ビザにて台湾入国後は15 日以内に管轄の「入出国及移民署サービスステーション」にて「外僑居留証(通称:ARC)」を申請し、約10日後にカード型の居留証を受領ができます。「外僑居留証」は、滞在許可と再入国許可を兼ねており、顔写真付きの身分証明書としても利用ができます。

  • 台湾|就労ビザの取得フロー

  • 主な就労用のビザ

    ・居留ビザ


    申請・取得の基本パターン

    赴任先で許認可(労働許可など)を取得した後に、日本で就労ビザを申請・取得し赴任するパターン

    ①必要書類の準備→②書類を現地法人へ送付→③現地で許可公文書を申請(発給まで2~3週間)→④許可公文書を日本へ送付→⑤台湾代表処でビザ申請(発給まで2日間)→⑥赴任→⑦【現地着任後】外僑居留証申請


    必要書類

    【本人の許可公文書取得用】

    ・パスポートコピー

    ・経歴書

    ・卒業証明書

    ・証明写真

    【本人の就労用ビザ】

    ・パスポート原本

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・許可公文書

    【家族帯同ビザ】

    ・パスポート原本

    ・証明写真

    ・ビザ申請書

    ・戸籍謄本

    ・赴任者本人の外僑居留証コピー※赴任者本人の渡航後に別申請をする場合のみ

    【VISA情報は変更になる場合がありますので、詳細は下記へご確認下さい】

    台北駐日経済文化代表処

    〒108-0071 東京都港区白金台5-20-2

    TEL:03-3280-7800


    台北駐日経済文化代表処

    〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-18

    TEL:06-6227-8623

    ※その他、札幌、横浜、福岡、沖縄に弁事処あり


  • 韓国|ビザ申請前に現地での審査が必要

  • 通常、韓国への駐在員が取得するビザは、「駐在ビザ(D-7)」、「企業投資ビザ(D-8)」のどちらかであることが多いです。赴任先の会社が、韓国の「外国人投資促進法」により「外国人投資企業」として認められている場合は「D-8」を申請することがほとんどですが、それ以外のケースの場合は「D-7」ビザを申請します。

    取得の流れとしては、基本的にどちらのビザもまずは、韓国法務部の事前審査を受ける必要があり、招聘者(赴任先の会社)を通して、出入国管理事務所から、査証発給番号の交付を受ける必要があります(申請から取得まで通常2~4週間程度)。この番号を受け取り次第、居住区の管轄区域にある韓国大使館・総領事館にてビザを申請します。また、韓国入国後は、90日以内に管轄の出入国管理事務所にて外国人登録を行う必要があります。

  • 韓国|就労ビザの取得フロー

  • 主な就労用のビザ

    ・駐在ビザ(D-7)

    ・企業投資ビザ(D-8)


    申請・取得の基本パターン

    赴任先で許認可(労働許可など)を取得した後に、日本で就労ビザを申請・取得し赴任するパターン

    ①必要書類の準備→②書類を現地法人へ送付→③韓国法務部での事前審査(発給まで2~3週間)→④査証発給番号の通知→⑥韓国大使館・総領事館でビザ申請→⑦赴任→⑧【現地赴任後】外国人登録証の申請


    必要書類

    【本人の査証発給番号取得用】

    ・パスポートコピー

    ・卒業証明書

    ・派遣命令書

    ・在職証明書

    ・経歴書

    ・その他、赴任先会社での準備書類

    ※ 異なるケースもあるので事前に出入国管理事務所へ要確認。

    【本人の就労ビザ用(日本でのビザ申請用)】

    ・パスポート原本

    ・申請書(査証発給番号を記載)

    ・証明写真

    【家族帯同ビザ(F-3)】

    ・パスポート原本

    ・申請書

    ・証明写真

    ・戸籍謄本

    ・赴任者本人のパスポート(駐在員本人の渡航後に別申請する場合)

    ・赴任者本人のビザコピー(駐在員本人の渡航後に別申請する場合)

    ・赴任者本人の在職証明書(駐在員本人の渡航後に別申請する場合)

    ・赴任者本人の納税証明書(駐在員本人の渡航後に別申請する場合)

    ・赴任者本人の外国人登録証コピー(駐在員本人の渡航後に別申請する場合)

    【VISA情報は変更になる場合がありますので、詳細は下記へご確認下さい】

    大韓民国大使館 領事部

    〒106-0047 東京都港区南麻布1-7-32

    TEL: 03-3455-2601~3


    駐大阪大韓民国 総領事館

    〒542-0086 大阪市中央区西心斎橋2-3-4

    TEL:06-6213-1401~5

    ※その他、札幌、仙台、横浜、新潟、名古屋、神戸、広島、福岡に領事館あり


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