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【ニューヨーク】退去時のトラブルを防ぐポイント

2018.09.18

REDACラッキー


ラッキー(Rucky)
リロ・リダック社、タレント部所属。
アメリカで放送しているテレビCMで活躍中のタレント犬。
現地の住宅事情や街の情報について発信していきます。
アメリカの不動産事情に精通し、日系企業・駐在員のリロケーション、住宅やオフィスの賃貸・売買などの記事も執筆しています。趣味は散歩。

退去が決まったら、まずは貸主に連絡を

賃貸契約書には、退去の何日前に貸主に報告すること、という記述がありますので、通知が遅れて余分な家賃を支払わなくて済むように、退去が決まったら速やかに貸主に連絡を入れましょう。その際、記録が残るように、必ず書面(書留で郵送)、またはeメールで伝えるようにしてください。

なお、以下のウェブサイトにて必要事項を記入するだけで、簡単に英文の退去通知レターを作成することができます。便利なツールですので、ぜひご利用ください。

リンク|便利ツール:【帰国スムースパッケージ:解約通知書の作成】


退去の手続きの流れ

1.貸主への退去通知

上述の通りです。


2.ユーティリティの解約

直近の請求書を手元に用意して電話連絡をしましょう。最後の請求書の送り先を聞かれますので、同僚の方などにお願いしましょう。


3.退去時インスペクションの準備

インスペクションに備えて、キッチン、バスルームなどの水周りは予めクリーニングを入れることでセキュリティデポジット(敷金)回収のトラブルを回避できます。カーペットを敷いたり、ウォシュレットをつけておられる方は原状回復をしておきましょう。


4.鍵の返却

アパートの場合は、アパート番号とオーナー(オーナーエージェント)名を記入した封筒に鍵を入れてフロントに返しましょう。特に忘れがちなのがメールボックスの鍵です。後でセキュリティデポジットから差し引かれたりしないよう注意しましょう。 一軒家の場合は、大家さんに鍵を返却します。


入居時のインスペクションがトラブル回避の鍵

「インスペクション」とは、入居・退去の際に、家の状態を確認して記録に残すことを言います。「ウォークスルー」と呼ばれることもありますが、大家の立会いのもとで行うのが理想です。入居の際のインスペクション時の記録が、退去後のセキュリティデポジット回収の交渉に大きく影響します。鍵がきちんと開閉できるか、ドアの建付け具合、窓のブラインドの状態と開閉、カーペットの汚れ、ガレージドアの開閉、電化製品の作動状況等々、インスペクションでは物件の状態を細かくチェックし、不具合やダメージがあればその場で大家に伝え、証拠の写真を取っておきます。写真はどの部屋のどの部分なのか分かるようにしておく事もポイントです。

退去インスペクションではどんなことをするのか

賃貸ビルの場合は管理人、またはハンディマン、コンドミニアムは貸主、または貸主のエージェントが、退去時に物件の状態確認を行います。それを、退去インスペクション(Move-out Inspection)と言います。ビルによっては、お客様が退去された後に行う場合もありますが、退去インスペクション、及び鍵の返却の日程を貸主とご相談ください。

退去インスペクション当日は、入居時に撮影した写真や貸主に報告した入居時の状態を証明するものがあれば、それも合わせて準備されることをお勧めします。敷金が全額戻るのかどうか、差し引かれる場合はその詳細をその場で確認しましょう。セキュリティデポジットは通常小切手で返還されますので、退去通知の際に郵送先を明記しておくこと、また、退去インスペクションの際にも再確認するようにしましょう。 退去時に退去インスペクションを行っていただけない場合は、後日のトラブルを避けるために、ご自身で退去時の「原状」を明らかにするためにダメージ箇所の写真(できれば日付入り)を撮り、貸主に送っておくと良いでしょう。

セキュリティデポジットは返してもらえるものなのか?

日本人駐在員の場合、およそ8割はセキュリティデポジットを回収できているようです。ただ、実際の受け取り方については注意が必要です。というのも、通常、セキュリティデポジットは解約日から約60日前後に小切手で返却されます。解約後、間もなく日本に帰国してしまう場合、帰国後に小切手が郵送されてくることになりますが、その際の送付先は貸主にとって作業負担が少ないアメリカの住所(勤め先等)が理想です。賃貸ビルによっては、海外の送付をしない場合もあります。また、現金化するにはアメリカの銀行口座が必要となるため、帰国後もしばらくはアメリカの銀行口座を残しておくことをお勧めします。

セキュリティデポジットを回収するコツ

ここアメリカでも日本と同じく賃貸借契約書には、借主は住宅の状態を正しく維持管理する責任があると明記されています。故障や問題を貸主に通知せず長期間放置し、住宅の状態が悪くなった場合、対処方法が分からなかったという理由であったとしても、借主の責任を問われます。この事が原因となり、退去時にセキュリティデポジットの返却がスムーズに行われないこともあります。一般的に経年劣化は日本と同じように借主に請求されませんが、「入居した時と同じ状態で退去引渡しを行うこと」が前提であるため、正しく住宅を維持し管理するよう日ごろから心がけるようにしましょう。

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