海外人事のためのウェブメディア「海外赴任LAB」

OUTBOUND RELOCATION
<dt>OUTBOUND RELOCATION</dt>

オールインクルーディングジャパン合同会社 メキシコ 北米・南米 危機管理 海外医療 海外赴任

スペイン語しか通じない?│メキシコ医療事情

2018.10.11

スペイン語しか通じない?

医療レベルは一定の水準以上で、都市部の私立病院の中には日本の病院と同じぐらいの設備を擁しているところがあります。一方で公立病院は設備の老朽化や医薬品の不足のために十分な医療サービスを提供できていないという問題を抱えています。英語の通じる医師がいる病院もありますがその数はごくわずかで、スペイン語しか通じないことのほうが一般的です。

医療機関での日本語対応

首都メキシコシティーには日本語が通じる医師または医療機関が比較的多く存在しますが、その他の地域ではほとんどありません。当院は日系企業が多く進出するバヒオ地区で唯一の日本人通訳が常駐しているクリニックとなっています。

救急車など緊急時の対応

911に発信すると、日本とほぼ同様に緊急時の対応を受けられますが、基本的にはスペイン語での応対を求められます。公立病院の救急車を利用する場合や、高額医療保険に加入している場合は無料ですが、私立病院の救急車を利用する場合は実費負担となります。しかし、救急車を利用するよりも自家用車やタクシーを利用したほうが迅速かつ確実です。

メキシコあるある①〜虫下しの薬

食材や水の衛生状態があまり良くないため、メキシコの人々は半年に1回体内の寄生虫を退治するために虫下しの薬を服用しています。自覚症状はほとんど出ないことが多いですが、放っておくと血便等の症状が出ることがあります。万が一に備え、きちんと定期的に服薬するようにしましょう。

メキシコあるある②〜食材の消毒

寄生虫などを防止するために、野菜や果物を食べる前に専用の薬を使って消毒します。特に生で食べるときや葉物に対しては忘れずに使うようにします。水道水でゆすぐだけでは不十分なこともあり、メキシコの家庭では習慣的に使用しています。

メキシコあるある③〜水道水は飲めません

飲用として整備されていないため、そのまま口に含むことは控えましょう。パスタや野菜などを茹でるときもミネラルウォーターを使用するほうが安全です。前項で述べた消毒薬は水道水の消毒にも用いられることがありますが、それでも飲用には向きませんので、メキシコではミネラルウォーターが常備されている家庭がほとんどです。

渡航前に必要な予防接種①〜A型肝炎

衛生状態があまりよくないことから感染の可能性があります。また、日本人の多くはこの抗体を持っていないため、事前にワクチンを接種することが予防へとつながります。排泄物に含まれるウイルスがヒトの手を介すことで粘膜感染および経口感染します。トイレを利用したあとや食事の前の手洗いを意識して行うようにしましょう。

渡航前に必要な予防接種②〜破傷風

動物の糞尿で土壌が汚染されていることがあるため、屋外でけがをした場合は破傷風にかかるリスクが高くなります。虫に刺されたり噛まれたりしても感染する可能性があります。日本の成人の多くは破傷風の抗体を持っていないことが多いため、ワクチンの接種は必要不可欠です。一度抗体が完成すると10年ほど継続します。渡墨前に自身の予防接種歴を確認しておきましょう。

渡航前に必要な予防接種③〜狂犬病

一度発症してしまうとその致死率はほぼ100%である狂犬病ですが、イヌに対するワクチン接種が一般的になっているため、実はメキシコでのリスクはあまり高くありません。野生動物に近づかないよう日頃から心がけることが一番の予防法です。ただし、動物と触れ合う機会の多い方や、医療機関へのアクセスの悪いところへ行く方は、事前の接種をお勧めします。

コスモスファミリークリニック

  全て日本人スタッフがご案内いたします

コスモスファミリークリニックはグアナファト州レオン市とイラプアト市にて2018年に開業した、日本人医療通訳常駐の総合診療クリニックです。

土日も休まず診察しています。ご予約・受付・診察はもちろん、ご帰宅後のアフターフォローまで全て日本人スタッフがご案内いたします。

慣れない環境での生活から健康上の心配事や不安が多くあると思いますが、些細に感じることでもぜひお気軽に当院へご相談ください。日本人通訳を介し多角的な視点から丁寧な診察をいたします。

Related Articles

合わせて読みたい

Interview

海外で活躍する先人達