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タイ│シラチャでの医療について

2018.10.01

【シラチャ】ってどんなところ?

私たちカエデファミリークリニックがあるシラチャはバンコクからバスで約2時間。日本人学校・幼稚園をはじめ、日本食レストランも多くあり、イオンスーパー、不動産屋、美容室、ユニクロに漫画喫茶もあります。「衣食住」日本と同じものが揃う、タイ語の次に日本語が通じる小さな日本人街です。

タイの医療事情

タイの医療水準は非常に高く日本と遜色ありません。タイ・日本間では医療従事者の交換留学制度があり、日本の医学部や医療現場で経験を積んだタイ人の医師も数十名いらっしゃいます。またタイには設備が整った病院が多くあります。しかも大きな私立病院ではほとんどが日本語対応可、日本の海外保険利用可。日本人にとってはもしもの時も安心できる環境が整っています。

ただしこの環境は「大きな街」の「私立病院」に限られます。タイ人であれば基本的に病院での支払いが0のタイでは、公立病院は毎日人で溢れかえっています。ドクターも一人あたりに充分な時間を割けないため満足な治療を受けることが難しいのが現状です。何より一番の問題はタイ語しか通じないこと。英語や日本語ができるドクターもいますが、受付や薬局では基本的にタイ語対応。タイ語が堪能で時間に余裕のある方以外には公立病院は利用しにくい施設です。

タイあるある:救急車が遅い

豪華な施設の私立病院とローカルな公立病院の差にも驚きますが、緊急時の救急車があてにならないというのも日本では考えもつかないことです。タイに限らずインドやフィリピン等、渋滞が日常の国あるあるですが「緊急事には救急車より自家用車の方が早い」とよく言われます。特に朝晩のラッシュアワーには、救急車がサイレンを鳴らしていても一向に道を譲ってくれません。道を譲るという概念がないのか、車が多すぎて避けるスペースがないのかは定かではありませんが、救急車に病院と現場(負傷者、病人がいる場所)を往復させるよりも現場から自家用車での片道の方が速い!というのがタイ人の認識の様です。

気をつけたい病気:食中毒

日本人が病院にかかる原因で一番多いのはダントツで『急性の下痢』です。海産物を食べることが多くかつ温暖な気候のタイでは食品中に菌が繁殖しやすく、食あたりが起こりやすい環境にあります。(1)食品の鮮度を確認する(2)外食の際は衛生面をチェック(3)食品の早めの調理・消費を心がける(4)食器や調理器具をしっかり乾燥させる等の対策で予防しましょう。基本の手洗いも忘れずに。また魚介類からの寄生虫感染症も問題となっているため慢性的な下痢や血便等があるときは血液検査・検便を受けてください。

気をつけたい病気:狂犬病

野良犬、野良猫が多いタイでは2017年には11名、2016年には14名の方が狂犬病で亡くなっています。シラチャのあるチョンブリ州も狂犬病の危険区域に指定されています。日本名は狂『犬』病ですが、感染源は犬だけではありません。猫やリス、猿なのどの動物に噛まれたり、ひっかかれる、または傷口を舐められても感染の恐れがあります。

発症すれば100%死に至ると言われている狂犬病ですがすぐにワクチンを接種すれば発症はしません。噛まれたり、傷口を舐められたりしたら傷口を石鹸で綺麗に洗浄し、すぐにお近くの病院・クリニックでワクチンを受けてください。

受付でタイ語しか通じなかった時はこの2つさえ伝われば十分です。

「โดนหมากัด:ドーン マー ガッ」│犬に噛まれた

「โรคพิษสุนัขบ้า:ロー(ク) スナッ ピッ バー」│狂犬病


この2つが伝わればすぐにワクチンを準備してくれるはずです。

猫に噛まれた場合は「หมาマー」の部分を「หมาメーう」に。猿の場合は「ลิง リング」に替えてお伝えください。 โรคพิษสุนัขบ้า:狂犬病は直訳すると「狂った犬の毒による病気」という意味なのだそう。狂犬病と名付けた日本人がとやかく言えませんが、なかなかのネーミングセンスですね。

シラチャカエデファミリークリニック

私たちは、チョンブリ/シラチャにて2018年に開業した日本人医療通訳常駐の総合診療クリニックです。土曜日も休まず診察しています。ご予約・受付・診察はもちろん、ご帰宅後のアフターフォローまで全て日本人スタッフがご案内いたします。 当クリニックでは、食あたりの診療はもちろん、狂犬病のワクチンの取り扱いもございます。その他のインフルエンザ、B型肝炎、3種混合等のワクチンもご用意できますのでお問い合わせください。

日本とは違った環境で体調を崩されたり、万が一怪我をされた時、大きな病院に行くほどではないけど気になる症状がある場合にも、安心してきていただけるクリニックを目指しております。日本人通訳が常駐しておりますのでタイ語ができなくても問題ありません!日本語でお気軽にご相談ください。


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