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タイの医療事情について│私立病院編

2018.11.01

タイの私立病院

異国の地で病院に行く、というのは不安を伴います。言語の問題、現地の医師のレベルや医療のスタンダード、受診スタイルの違いなどに関して様々な懸念があることでしょう。違いを予め知っておくことで、いざという時の心構えは随分違うもの。今回はタイの私立病院についてご紹介しますので是非お役立てください。

1.タイの医療

バンコクの有名私立病院の場合、欧米など海外で学んだり研修を積んだ医師が在籍していることが多くあります。また、普段は国立大学などで教鞭をとる専門医などが夕方や週末に診療を行っているケースも多くありますので、医療のレベルは高いと言えます。また、タイにおいては多くの私立病院などでアメリカのJCI(Joint Commission International)という病院のレベルの評価・認定を行っている団体の認定を受けており、このこともタイの医療機関の多くが欧米のトップ医療機関と同レベルの医療を提供していることを裏付けています。

また日本に比べると専門化が進んでいる側面も特徴的です。様々な症例についてより専門的な意見を聞けるということがある反面、ひとつのケースについて複数の専門医が関わるという違いがあります。ひとつの疾病に対し、複数の専門医がそれぞれの見解を述べるため、患者様にとって混乱を招くという場合も見受けられます。

有名私立病院や、日本人患者が多数受診しているクリニックなどでは日本語通訳が常駐しているケースも多くあります。また、病院によっては日本語の話せる医師が在籍しているケースもありますので日本語相談窓口などで相談してみるとよいでしょう。バムルンラードインターナショナルでは日本人医師や日本語で診察を行う医師も在籍しています。

タイの多くの医療機関では、大手の保険会社とキャッシュレス契約を結んでいます。保険の適用範囲はお持ちの保険の契約内容により、また保険の適用の可否につきましては保険会社の判断となりますので、事前にご契約の保険会社に連絡を取られることをおすすめします。また保険をご利用の場合には受付時に保険証券とパスポート(原本)を提示してください。

2.外来受診

次にバムルンラードインターナショナルで外来受診をする場合の流れをご紹介しますので、タイの私立病院にかかる場合の参考にしてください。

予め受診の予定がある場合には予約をしておくとよいでしょう。予約がなくても受診できますが、希望する医師に受診できなかったり、予約がある場合に比べると待ち時間が長くなることもあります。また当日は予約をお受けしていませんのでご注意ください。初めて受診される場合には診察券を作る必要がありますので、パスポートをお持ちください。

受診の受付は、クリニックビルにある日本人患者様受付あるいは各クリニックの受付にて行っております。受付時にお渡しする書類をクリニックのカウンターで提出し、まずはバイタルサイン(体温・血圧・身長・体重など)の測定を行います。その後診察の順番が来るまで座ってお待ちください。担当医が必要と判断した場合には、診察の後に検査などがあることがあります。

当日の診察や検査が全て終了した時点で、お名前や診察券番号(HN)が入った書類を会計窓口にご提出ください。同日に複数の診療科で受診した場合でも、一度にお会計をしていただけます。診断書を依頼された場合には、お支払い後会計窓口にて押印を受けます。また薬の名前や量、細かい検査項目などを記載した明細(Detail)をお出しすることも可能ですので、ご希望の場合には会計窓口にてお申し出下さい。お会計が済んだら薬局にてお薬をお受け取りください。一旦持ち帰られた薬剤は、たとえ未使用であっても返品・返金はできませんのでご注意ください。

3.入院

日本では入院となるとあれこれ準備が大変ですが、タイの私立病院の多くでは入院のための準備は最小限で大丈夫です。入院部屋には石鹸やシャンプーなどのアメニティセットがあり、また入院着やタオルなども用意されているので持参の必要はありません。なお、自己支払いの場合や保険会社より支払い保証(ギャランティ)がおりていない場合には入院時にデポジットをお支払い頂いていますので、予めご了承ください。

回診や面会の時間についても日本とは大きく異なります。タイでは回診の時間は特に決まっておらず、担当医が外来の診察や手術の合間などに回診する場合が多く、早朝だったり夕方になることもあります。バムルンラードインターナショナルでは特に面会時間の制限を設けていませんので、いつでも病室を訪れることができます。また、付き添いの方が部屋に泊まることも可能です。担当医から退院許可が下りても、すぐに退院しなければならないわけではありません。もう少し様子をみたい、あるいは付き添える方がバンコクに来るまであと一日病院に滞在したいなどの場合にはご相談ください。

バンコクで救急で病院にかかるケースについては、こちらの記事でも紹介していますので、参考にしてください。

記事:『バンコク│救急で病院にかかるケース』

バムルンラードインターナショナルでは、受診に関するご相談やご予約のお手配などを日本語でお受けしていますのでお気軽にお問い合わせください。

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