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日本にいながらベルギーの家探し│駐在員の妻の視点から

2018.12.03

日本にいながらベルギーの家探し 駐在員の妻の視点から

皆様、初めまして。「転勤族協会TKT48」広報部海外メンバー・ベルギー在住のyukaです。

このたび、こちらのサイトで転勤族の妻(略して転妻)の視点ならではのリポートを書かせていただけることになりました。よろしくお願いいたします。

我が家は、大阪→マレーシア・クアラルンプール(2012年~2015年)→大阪→ベルギー・ブリュッセル(2017年~)と転勤しています。マレーシア、ベルギーいずれも夫が先に赴任し3か月以降に帯同しましたので、家探しは夫のみが不動産会社へ行き内覧をしました。今回は私が日本にいながらどのように納得のいく家探しをしたかをお伝えします。

ベルギーでの生活が見えない...

ベルギー赴任が決まって、夫は赴任準備をしている頃。私は、ベルギーで自分がどのように生活するかが想像できず困っていました。前回のマレーシアでは夫の会社の奥様による奥様会があって帯同前から色々と教えていただけましたし、インターネットや本で調べるとマレーシアでの日本人の生活がよく分かりました。ところが、ベルギーでの夫の会社の帯同家族は我が家のみ。インターネットで調べても駐在妻の生活があまり見えてきません。

そんな私を救ってくれたのは、TKT48(転勤族の妻の会)チーム関西の子連れイベントでした。大阪の万博公園の遊具で子どもを遊ばせつつベルギー赴任のことを話していると、参加者のお一人が「近所にベルギー赴任帯同から帰ってきたお友達がいるよ。紹介しようか?」とまさかのめぐり逢い。お言葉に甘えて紹介していただきました。

元ベルギー駐在妻ランチ会

さっそく元ベルギー駐在妻Aさんの連絡先を教えてもらい連絡をとってみると、「以前から関西在住の元ベルギー駐在妻でランチ会をしたいと思っていたの。よかったらご一緒にどうぞ」と、なんともありがたいお誘い。ベルギーでの思い出話に花が咲くランチ会で、ブリュッセルの地図を持参してくださったAさんをはじめ、参加者の皆様にどんなベルギー生活を送っていたかを教えていただきました。

  • ・マレーシアと違いタクシーは高いので日常的にはあまり使わない
  • ・ブリュッセルはメトロ、トラム、バス等、公共交通機関で生活できる
  • ・日本人学校のスクールバス通学は生徒全体の半分ほど。徒歩や公共交通機関を使っての通学はできるが、小学生は必ず保護者同伴(一方、マレーシアの日本人学校では基本的にスクールバス通学)
  • ・マレーシア同様、PTA委員・役員は日本より大変
  • ・おしゃれタウン『ストッケル(Stockel)』地区が人気だけど、日本人学校のある『オーデルゲム(Auderghem)』地区にも新築アパートメントが増えて日本人居住者も増えた
  • ・マレーシアと同様、新築物件は不具合が出やすいそう
  • ・日曜日はスーパー、ショッピングセンターをはじめ多くの店が閉まる
  • ・日本人学校の行き来、習い事の送迎のために運転をする駐在妻が多い

実際の『我が家流』家探し

頂いた情報のおかげで、ベルギーでの生活も想像できるようになり、ベルギーでの家探しの条件も絞り込むことができました。

まず、我が家には日本人学校に通う予定の小学校低学年の子供がいるため、体調不良での呼び出しやPTA委員・役員として日本人学校に行く機会が多いだろうと『オーデルゲム』地区の物件を探すことにしました。

また、夫だけではなく私も車を所有して運転をするとなると、コスト(車、メンテナンス、駐車場)がかかること。事故処理に言葉の壁があること。そして、ベルギーの路上駐車で必要な縦列駐車が苦手であることから、車なしで生活できるよう以下の条件でアパートメントを探すことにしました。

  • ・日本人学校徒歩圏内かスクールバスのバス停の近く
  • ・公共交通機関への便が良い
  • ・他に日本人が住んでいるアパートメント
  • ・空き巣の入りやすい地上階は選ばない
  • ・管理会社、オーナーが杜撰ではない(不動産会社に聞く)
  • ・通勤先への交通の便が良い(google mapで渋滞状況を確認)

家探しは不動産会社『Euro House』さんにお世話になりました。

実際に物件を探すと、マレーシア・クアラルンプールと比べ、ベルギー・ブリュッセルの家具付きアパートメントは少なかったものの、現地での家具の購入・処分は手間となるため、家具付き物件を優先的に探しました。家具付きアパートメントはオーナーの好みが反映されるため、内覧の際は家具も確認項目の一つです。

夫には内覧した物件の写真を撮ってもらいましたが、『Euro House』さんのサイトに見学した物件の内装と外装、また見学していない物件の写真も掲載されていたので参考になりました。

夫が内覧した後、夫婦で話し合い物件を決め申し込むと、なんとオーナーさんから「やっぱり貸すのをやめた!」とのこと。それまで内覧した中で他に気にいる物件はなかったので困っていると、『Euro House』さんに「もう少し狭くて2ベッドルームでしたら、他にもおすすめの物件がありますよ」とアドバイスを受け、追加で内覧させていただき、無事その中から家を決めることができました。

今ベルギーに住んでみて思うこと

海外生活も2か国目だから何とかなるだろうと思っていましたが、ベルギーの常識は日本の常識ともマレーシアの常識とも違い、『海外』と一括りにできないことを知りました。

その国、そのエリアについてピンポイントな情報が必要となるので、家探しの前にベルギーのブリュッセルでの生活について知ることができて本当に良かったと思います。

これから海外生活をする人の中には、事前の情報収集がどうしても難しいという方もいらっしゃると思います。その場合、信頼できる不動産会社を見つけ、『自分がどんな生活スタイルを望んでいるのかを伝え、現地の生活について教えてもらう』ということが大切になると思います。

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