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妻が納得する家はコレだ!転勤族の妻が教える物件選び【インド編】

2018.12.07

妻が納得する家はコレだ!転勤族の妻が教える物件選び

転勤族の妻(略して転妻)がお届けする『現地発』のリアルリポート、今回はインド在住「TKT48」広報部海外メンバーのsayokoが、妻も納得のインド流物件の選び方をご紹介します。

北インドに位置するグルガオンはインドの中でも今、最も発展している都市の一つです。近年、日系企業の進出が相次いでおり日本人も多く暮らす街となりました。我が家のインド駐在も4年目に突入、現在住んでいる自宅はインドでは2軒目の物件です。1軒目の自宅はインド渡航前に夫の勤め先にて内覧やオーナーとの交渉などの手続きを終えており、実際に不動産仲介会社にお願いしての契約は今回が初めて。今回の記事では、インドでの物件探しをはじめからリポート、物件選択の決め手などを具体的にお伝えします。

不動産仲介会社にお任せが安心

グルガオン内にて物件を探すのは日本同様、多くの人が不動産仲介会社を利用しています。個人でいきなりオーナーと契約することは滅多にありません。となると、最初の関門は、どの仲介会社にお願いするか。仲介会社も日系企業の現地法人(いわゆる大手企業)から、日本人経営の現地企業、個人で仲介業をされている方まで私が把握しているだけでも10社前後は存在します。

我が家は、夫が当時の社長と面識があった事により、リログループの連結インド子会社である「Pyramid RELO」さんに仲介をお願いしました。初めてのインド赴任の場合、我が家の1軒目の家の様に会社が取引をしている仲介会社を利用するパターンが多いのですが、やはり既に面識のある方に案内頂けるのは何よりも心強いですね。

妻が譲れなかった4つの条件?

物件を選択するにあたって、妻である私主導のもと条件を細かに選定しました。というのも、夫よりも自宅で過ごす時間が長いのは帯同している家族、即ち妻が無理なく生活できるかが最優先。加えて、子どもがいる場合は、子どもの生活環境にも目を配る必要が出てきます。我が家の場合は当時1歳の男児がいたため、子どもにとっての環境も物件選択の条件としてウエートを置きました。参考までに、私が「絶対に譲れない!」と思った選定条件をお伝えすると...

①20階以上の高層階

②4部屋以上

③子どもの遊び場

④スポーツジム

この条件を基に見学する物件を決めることにしました。どこの国に住むにしろ、大前提としてあるのが住むエリアの問題です。グルガオンにはすでの多くの日本人駐在者が生活しています。その多くが隣立した数件のアパートメント群に集中して住んでおり、我が家も当初より選択肢に入れていたのはそこのエリアの物件3軒。3軒の中から上記に挙げた、譲れない絶対条件を1つずつ当てはめてゆき、物件を絞り込みました。絞り込んだ3軒をどのようにふるいにかけたのか。ここからは順番に詳細をお伝えしていきます。

条件その1:20階以上の高層階

<インドゆえの悩みは蚊>

北インドに位置するグルガオンは3月から10月あたりまで暑さが続きます。そのため、蚊の心配が絶えません。インドの蚊はデング熱を媒介するものも多く、高層階にすることで、蚊が室内に入ってくるリスクを減らしたかった事が理由の1つです。ちなみにインドは上記の通り暑い期間が長いので、現地の人には暑さを避けられる低層階が人気物件、このため高層階は家賃が安くなる傾向があります。

条件その2:4部屋以上

<一部屋多い選択でさらば砂塵>

インドでは、日本と家の間取り表記が異なり、日本でいう3LDKは3BHKと表記されます。Bはベットルーム、Hはホール(リビング)、Kはキッチンとなります。3BHKとの表記があれば、3部屋+リビング+キッチンということです。

日本人家庭が暮らすインドのアパートメントは、3BHKもしくは4BHKが主流です。インドは大気汚染が世界最悪レベルな上に、砂塵が年中ひどいため、日本のように外に洗濯物を干すことはおろか、空気の入れ替えの為に窓を開けることもできません。その為、一部屋多い4BHKを選択してランドリールームとして使用するのがお勧めです。

条件その3:子どもの遊び場

<排気ガスと隣り合わせ 危険が潜む歩道>

インドは道路が舗装されておらず、歩道が確保されている場所もそれほど多くありません。その歩道もスラムとなっているなど、子どもを連れ歩くことは不可能でした。車が無ければ遊び場にたどり着くことすらできないという不便な環境が多く、小さな子持ちの我が家にとっては子ども向けの施設が充実しているという事も、物件選びではマストの条件でした。実際に部屋を見学する前にアパートメント群の施設をチェックしましたが、3軒のうち2軒は公園の設備が少し寂しかった上に道路に面しているので、排気ガスなども気になる為、そちらの2軒は保留にしました。

最後の1軒は、子どもが遊べる公園が数カ所ある上に広々とした芝生があり、子ども達だけではなく、芝生でヨガをする人や、散歩を楽しむシニア世代もみかけられ、子どもが思い切り遊べる環境が整っていました。道路も真横にはありません。また、そのスペースでは定期的に子どもも楽しめる大がかりなイベントが開かれていることもポイントでした。更には、コミュニティーの入り口からアパートメントの入り口までが車で移動する程離れているため、車道の排気ガスの心配もありません。公園だけではなく、プールやミニスーパーもあり、更には私が希望していたスポーツジムも設備が充実していたのです。

ですが、懸念材料がなかったわけではありません。保留にした2軒は洗練されたイメージがあり、元々憧れを抱いていたため、なかなか諦めがつかなかったのです。3軒目は日本人世帯があまりに多いので、トラブルが起きてしまった際の懸念がぬぐいきれずに躊躇した経緯がありました。しかし、最終的には子どもにとって最善の選択をするということで夫婦共に納得、3軒目で出会ったこの物件に決めることにしたのです。

ここまでが物件を選ぶまでの流れです。「ここは譲れない!」と思う条件を決めてから物件選びに入れば、効率的な物件選びができるはずです。まずは、条件のリストアップからはじめてみてくださいね。

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